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｢あ、あった…｣
｢え！まじ！？｣
結局鍵は、斎藤くんの言ってた場所からは少し離れたところにあった。どうりで見つからないわけだ。
｢学校で斎藤くんと一緒にサボってたことバレたら、私殺されるだろうな｣
｢え？なに急に｣
｢だって、私みたいな地味で目立たない人が学校1のイケメンと一緒だなんて…｣
すると、なぜか俯いて黙ってしまった斎藤くん。
なに、なんか私悪いことしちゃった？
｢どした？｣
｢…あのさ、Aは充分かわいいよ？｣
｢…え。｣
そう言うと、顔を上げ目が合う。
斎藤くんは私の眼鏡を外した。
｢こうすると、そこらの人よりずっと綺麗｣
｢…！？｣
ふふふ、と優しく笑う斎藤くん。
多分、私の顔は真っ赤になっているんだろう。
｢Aって思ったより話しやすいしノリに乗ってくれるし。｣
｢…そ、そんなことないよ…｣
そんなことあるの！と笑う。
｢…よし、鍵も見つかった事だし、学校行くか。｣
｢…うん、｣
まだサボっていたい、なんて思ったのはここだけの話。
───── Ｆｉｎ．─────
｢A、これから毎日一緒に学校行かない？｣
｢斎藤くんファンに殺される…｣
名前が間違えっていたところがあったので直させていただきました。
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妃乃(プロフ) - y u S i N a さん» ありがとうございます！来週、再来週あたりに作りますね。 (2020年6月20日 17時) (
レス) id: 8da7cc816c (このIDを非表示/違反報告)
y u S i N a - いつも楽しく読ませていただいております。妃乃さんの表現描写、とても好きです。リクエストで斎藤さん×ぬいぐるみのエピソードを交えたお話をお願いしたいです_(._.)_ (2020年6月20日 15時) (レス) id: ca1db114c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃乃 | 作成日時：2020年6月5日 15時
