下の階の俺様くん。_Ren.N

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貴方side









ガタンゴトン









と電車に揺られつり革に掴まる私









これがいつも通りならそうなんだけど









今は









「先輩、今日はこの電車なんですね」





いつもより一本乗り遅れて永瀬くんと同じ電車です






『寝坊したの』







こいつのせいで←







永瀬「あ〜、まさか俺のこと考えてたとか？」





『……っはぁ!?//んなわけ……!!』









いやいや、焦るから








永瀬「……ぃや、ちょっ//その反応はズルいゎ……//」








なんて頭の後ろをかく









『………バカ』









永瀬「……ぃゃ、生徒手帳なくすような先輩には言われたないわ」







『はぁ？意味わかんないし、関係ないし』







永瀬「…先輩うるさーい」





『そっちがうるさい！』








ガタンッ









そう発したと同時に電車が大きく揺れる









いつもはつり革に掴まってるから耐えてるけど






今日はあいにくドア付近の角で掴まる所はない









永瀬「…っ///」









揺れると同時に永瀬くんに抱きつく形になってしまった









永瀬くんはつり革に掴まっていたからよかったけど









『……ご、ごめんっ//』









.









.









.









永瀬「………」



『…………』









神宮寺「なにこの二人」




岩橋「さぁ」




岸「おーい、生きてるか？」





岸「死んでるって」






『生きてます！』







永瀬「俺、もう行きますね」






『あっうん…また』









少し離れたくないと思ったのは









多分……









なんでだろう









.









わからないけど









ただ寂しいだけかな

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