3話 2人で ページ4
A「ただいまー…」
唯「おかえりお兄ちゃん！入学式、どうだった？」
A「うーん、つまんなかった」
唯「なにそれ…。そんなこと言ってるから友達出来ないんだよー？」
A「別に…。俺は唯がいればそれでいいし…」
唯「は、はぁ！？な、なななに言ってんのお兄ちゃんっ！？」
A「なんかおかしいこと言ったか？」
唯「もういいよ！バカ！」
何故だかいきなり怒りだして自分の部屋に閉じこもる唯。
A「なに怒ってんだか…」
…
それから1時間経っても部屋から出てこない唯に呆れて呼びにいくことにした。
A「ご飯、食べちゃってもいいのか？」
唯「…」
A「唯？入るぞー？」
唯「ｽ-…ｽ-…」
って寝てるし！？
A「ったく…。しょうがねえなこいつは」ｸｽｸｽ
気持ち良さそうに自分のベッドで寝ている唯のほっぺたを優しくつねる。
唯「ん…ｽ-…ｽ-」
A「お前も黙ってりゃ可愛いのにな…」
…俺たちが物心つく前に母親は他界し、父は俺たちを置いてどこかへ逃げてしまった。
その頃の俺はとても精神が脆く、父のことがショックで毎日塞ぎ込んでいたのだ。
だが、いつからかたった1人の大切な妹を…唯だけは何があっても俺が守らないと…という感情が芽生えてきて、俺たちはずっと2人で生きてきた。
しかし、どこで間違えたのか…唯はまともに育ったが俺はこの通りひねくれた性格になってしまった。
A「まぁ、別にいいか。心から信用できる人間なんて唯だけだしな」
唯「お兄…ちゃん…？」
A「悪い。起こしちゃったか」
唯「お腹すいちゃった…///」
A「そう言うと思って、唯の大好きなハンバーグ作ってやったぞ」
唯「ホントに！？」
A「早く食おうぜ」
唯「うん！」
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きょう(プロフ) - ガンさん» おつありです！( ´ ▽ ` )ﾉ 最後まで読んでくださって本当にありがとうございます！ もし良ければ次作の方も読んでいただけると嬉しいです(*^^*) (2014年10月8日 11時) (
レス) id: c9705de42c (このIDを非表示/違反報告)
ガン - お疲れ様です良い話だと思います (2014年10月6日 23時) (レス) id: 2865fa2611 (このIDを非表示/違反報告)
きょう(プロフ) - 清武鷹師さん» ええ！？読んでくださってありがとうございます！清武さんの小説めっちゃ好きなんです！ありがとうございます！！ (2014年10月5日 7時) (レス) id: c9705de42c (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - すごくおもしろかったです。話の展開もワクワクしました(^^)次作も頑張ってください (2014年10月5日 0時) (レス) id: 4ae3766686 (このIDを非表示/違反報告)
きょう(プロフ) - kikujiroさん» 楽しみだなんてそんな…（≧∇≦） 更新遅めですいません(´・ω・`) (2014年9月29日 6時) (レス) id: c9705de42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょう | 作者ホームページ：http://kyou
作成日時：2014年8月11日 16時
