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まさかの ページ24



それからコンサートや歌番組、バラエティ、ファンミーティング、日本でライブツアーをこなし、すっかり真冬へ突入。

もう12月も中旬に近づいた頃、だった。

ガタンッ

バンッ

スヒョンとアジュの部屋から騒音が聞こえた。

夜も遅いので、一言文句を言いつけに行こうとケビンは二人の部屋のドアをノックする。

KB「おい何してんだお前らー」

SH「っっ…

ひょ、ん…!!

助けて…」

ケビンは驚いて中に飛び込む。

スヒョンはアジュの下敷きになっており、アジュはうつ伏せになるようにスヒョンの上に被さっていた。

どちらも頭を抑えている。


KB「ちょ、どうしたんだよお前ら!!?」

SH「蛍光灯…変えようとして、アジュが二段ベッド使って変えてたんだけど…
バランス崩して落ちちゃって…受け止めたんだけど、俺もアジュも頭打ったみたい…」

ケビンはスヒョンの頬を掴んで目を合わせる。

ちゃんと焦点はあっているが、クラクラしているようだ。

KB「ヤー!!アジュ!!アジュ!!」

AJ「…うう…」

KB「くそ…っ」

そこへ

「何騒いで……どうしたの」

SA「なんですかこの騒ぎ…」

あくびをしながらやって来たAと眠そうな顔をしたシュアンが部屋に来た。

が、この状況を見て目が覚めたらしい。

SA「俺マネヒョンに連絡してくる」

「氷水とタオル持ってくるわ」

KB「ああ、ありがとう」

空気を読むのが早くて助かる。

ケビンは二人を静かに寝かせ、顔色を見る。

SH「あ、たま…いたい…」

KB「しっかりしろ…!」

AJ「…ぁ…」

どちらもやばそうな感じだ。

スヒョンはまだ受け答えが出来ているが、アジュは喋れないらしい。

「ヒョン、持ってきた」

Aが桶とタオルを持ってきて二人の頭に乗せる。

SA「すぐ来るって。2人に厚着させておいてくれだって」

KB「わかった」

それからすぐにマネージャーは宿舎へやって来た。

四人で二人を抱えてバンに乗せる。

救急病院へ着いたあとも、残ったマネージャーを含む四人は誰一人言葉を発しなかった。

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simkim(プロフ) - ヒロインちゃんの苗字1ページ目と5ページ目で変わってませんか?? (2017年7月9日 14時) (レス) id: 530d764025 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 駿良さん» 1年後→2014。2年後→2016のはずですが…。もしかして読みにくかったですかね。ごめんなさい (2017年1月23日 23時) (レス) id: a07d5d836b (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 駿良さん» ?? (2017年1月23日 23時) (レス) id: a07d5d836b (このIDを非表示/違反報告)
駿良(プロフ) - 2013年の1年後なのにblood sweat&tears混乱しました!!!でもこの作品好きです (2017年1月23日 23時) (レス) id: 7ade92e843 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シノ | 作成日時:2016年2月5日 17時

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