デビュー ページ3
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PD「以上。今呼んだ7人はデビューさせる。例外はない。今までご苦労。
次の機会に備えて準備しておいてくれ。解散」
数ヶ月後の冬。
プロデューサーから告げられたのは、辛い言葉だった。
JK「……ぇ…?」
ジョングクは現実が受け止められていないようだった。
口を開けてプロデューサーを見続ける。
その隣に座っていたAは自分の膝の上に置いてあった拳をじっと見る。
落ちたのだ。Aは選ばれなかった。
代わりに、名前が呼ばれたのは、ジンとユンギ、ホソク、ナムジュン、ジミン、テヒョン、ジョングクの7人。
JN「A…」
「……」
すると、テヒョンがいきなり立ち上がった。
TH「どうして…どうしてAは落ちたのですか」
「「!」」
TH「Aは、歌もできるし、ダンスもできるし、背も高いし、カッコいい。
なにがダメなんですか」
PD「これからお前たちに組んでもらうのはナムジャグループ。
女子は入れれない。
確かに、彼女の実力は分かっている。
だが、これからの方針にも関わるし、ファンにも叩かれるかもしれない」
TH「…っ…でも」
PD「それに、彼女はSMへ移ることになった」
「…え
プロデューサー、私聞いてないです。どういうことですか」
PD「向こうから君をくれと言って来たんだ。
ここの小さい事務所に居るより、SMに行った方がチャンスはある」
「……」
それからプロデューサーはスタジオを出て行き、残ったのは練習生のみだった。
男子「っは。あーったく、やってらんねぇわ」
ガシャァンッ
椅子を蹴って立ち上がった男。
それに続いて何人か立ち上がる。
男子「だいたいよぉテヒョン。お前非公開練習生だろ?ムカつくんだよ」
男子「それにジョングクなんてまだケツの青い中坊じゃねぇか。はぁ、ウザ」
男子「ナムジュンとか…っはwデビュー前に整形しとけば?」
ゲラゲラ笑って近づいてくる3人。
男子「なんとか言ってみろよ」
テヒョンの前に立つと胸ぐらを掴み上げた。
パシーンッ
だが、その腕はAによって叩き落とされた。
男子「は?なにお前」
「……嫉妬ご苦労様」
男子「テメェこそいい人ぶってんなようぜぇから」
「…選ばれなかったからって、こいつらに当たるなんて……
クソだなマジ。
お前らが選ばれなくてよかった。
ファンが可哀想」
男子「そもそも、お前なんか選ばれるわけねぇだろ?」
「は…?」
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simkim(プロフ) - ヒロインちゃんの苗字1ページ目と5ページ目で変わってませんか？？ (2017年7月9日 14時) (
レス) id: 530d764025 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 駿良さん» 1年後→2014。2年後→2016のはずですが…。もしかして読みにくかったですかね。ごめんなさい (2017年1月23日 23時) (レス) id: a07d5d836b (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 駿良さん» ?? (2017年1月23日 23時) (レス) id: a07d5d836b (このIDを非表示/違反報告)
駿良(プロフ) - 2013年の１年後なのにblood sweat&tears混乱しました！！！でもこの作品好きです (2017年1月23日 23時) (レス) id: 7ade92e843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノ | 作成日時：2016年2月5日 17時
