喧嘩した後、夢主が帰ってきたら by．ramune ページ42
社会不適合者のなれの果て様からのリクエストです〜ありがとうございます！
なる.に書き方合わせます
nkm
キャッシュレス決済を使う買い物を続けて一週間。そろそろ残高も残り少ない。近くの友達の家に寝泊りして何とか過ごしているが、いつになったらこの生活は終わるんだろう。今夜も星の見える公園で一人、想いを馳せる。
「……A？」
ふと、耳に入った震えた声。
私が彼の名前を呼ぶ前に、その温かな体温に包まれて。
「限界だったのは、Aの方だったよね。ごめん、」
分かってくれたならいいんだよ、と寂しげに見える背中に腕を回した。
br
きっと今でもゲームをやっている彼にご飯を作ってあげないといけない時間になった。どうせまだ友達と……なんて、情けない嫉妬を胸に抱き玄関のドアを開ける。
「ぁ……Aっ、ごめ、ごめん僕……！」
目に入ったのは床に座り込んで目に涙を溜めた彼の姿で。そのままぎゅっと私に抱き着いてきた。
「もういいなんて嘘。……Aの作ったご飯が食べたい」
へにゃっと笑う彼の頭を慰めるように撫でてしまう私も、ずっと許すつもりだったのだろう。
shk
涙を堪えて、俯いて歩いていればぽつぽつと雨が降り出した。小雨かと思ったそれはどんどん勢いを増していく。濡れたまま一人歩く私は、周りから変に思われてる。……今更どうでもいいと思うと、涙も溢れ始めた。
「……風邪引くぞ」
その一言と共に差し出された傘。彼の顔は後悔に染まっているような、
「机の上に薬置いてあったので分かった。今日体調悪ぃんだろ」
お前のせいにしてごめん、と雨で濡れた唇が動く。そんな彼にもこの傘を ────── 。
kn
仕返しのつもりで男友達と適当に遊んでいた。これを見て私みたいにショックを受ければいい。今なら「ざまぁみろ」って笑ってやれる気がする。
「あのさ、それは違うじゃん」
焦ったような声。振り返って目が合えば、理由を話し出す。どうやらあの女性が強引にやっていたらしい。嘘を吐く人じゃないって分かっていた。
「あと何あの置き手紙。俺はまだまだAにしてあげたいこといっぱいあるし？」
悪戯っぽく笑った彼。空気を読んで去っていく男友達と、私の愚かな勘違いに声を出して笑えば、繋いだ手に力が籠った。
───────────
ごめんなさいなる.を文ストの沼に落としたのは私です
喧嘩した後、夢主が帰ってきたら（整地）→←夢主が喧嘩して出ていったら（聖地）
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もも - リクエストなんですけど、夢主が嘔吐恐怖症で吐いちゃったメンバーに夢主が｢ごめん、少しの間○○と一緒にいたくない｣って言ったときのやつおねがいします！ (3月7日 20時) (
レス) id: 2bfbe6c963 (このIDを非表示/違反報告)
もも - リクエストなんですけど、夢主が嘔吐恐怖症で吐いちゃったメンバーに夢主が｢ごめん、少しの間○○と一緒にいたくない｣って言ったときのやつおねがいします (8月8日 5時) (レス) id: 9398971da7 (このIDを非表示/違反報告)
ramune(プロフ) - あいうえおさん» リクエストありがとうございます！！承りました！いいですね……やっぱ皆さんRネタが好きなようでにこにこしてます。 (8月7日 19時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 追記。詳しく言うと彼の服を引っ張ってベットに床ドン状態になってから『ギューして』と言ってみた感じです！ (8月7日 3時) (レス) @page11 id: 8550e02f20 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - リクエストです。まだ誘ってみた系があまり無いのであれば「『ギューして』と言ってみた(『ギューして』とは女性が男性を誘う時に言う言葉です)」をお願いします！ (8月7日 2時) (レス) @page5 id: 8550e02f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ramune、なる． x他1人 | 作成日時：2023年6月4日 19時
