俺のとこにおいで 2 【灰谷蘭】

▪．＿7 ページ7

．











あのあとお酒飲も〜って飲みながらゲームしてたら、ココさんがきました。




「なんで三途それ知ってんだよ」って。

え、なになに何のこと…？？？










みんな程よく出来上がってわいわいしてたら
何騒いでんのかって来たらしい。

夜中にごめんねココさん…



















あのあと二徹の眠気とお酒もあり、完全に潰れたわたし。












「寝ちゃったなぁ」



「まぁ寝起きだったしな」



「酒弱いんだな」









なんてお酒飲みながら横になるAの頭をさらさらと髪をすくうように撫でる蘭。

寝顔可愛いなぁなんて愛しい目で見ている。










「寝るといっそう幼いよな」



「元々が堂顔だもんな。」



「仕事できる、家事もできる、人の気遣いもできるし、外見もよし。こんないい女なかなかいなくねぇ？」










Aが寝てるからか、お酒も入ってるからか。
多分どっちもあり、褒めちぎる蘭










まぁそれは蘭以外も思ってるわけで。

ちゃんと相手を見極める力もあって、相手を不快にさせない言葉選び、そして上品で。
ふわりと香る柔軟剤の香り、











そして仕事は人一倍でき、家事もこなす。

でもどこか幼さがあり、構ってあげたくなる。話すのが楽しい。そんなことを思わせる性格で




どこもイラつかないし、むしろ可愛いと思う。

なんてこの幹部たちに思わせるくらいいい女ってことで、必要以上に構ってる蘭たちであって。













そんなことを話してれば、



















「んー、よし。オレの部屋連れてく〜♡」



「……は？」








なんて急にそんなこと言い出したかと思えば姫抱きをする蘭。

何がどうしてそうなる、と言いたい










「やめとけ灰谷お前絶対ぇなんかすんだろ！？！？」



「なんもしねぇよ〜？」



「だからそれ信用ならないんだって兄貴」



「こればっかりは俺も信用ならん」









姫抱きしながら口論する三途と蘭と。

止める竜胆と九井。




まぁそのはず、お酒が程よく入ってる蘭は確実にしかねない。いやこいつはやる。
そう思う九井たちだが仕方ない、そうなのだから。












「だいじょーぶ、なんもしねぇって〜」








そう言い、いつもAがしてるばっちぐーをする蘭。





そのまま姫抱きしてAを見る目はとても優しく、
そのまま連れて行った蘭だった。

▪．＿8→←▪．＿6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す