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そのまま固まるわたしに向かう弾は、
カキンッ!!!と違う弾で弾かれた。
『…っ、』
弾いたのは意外にも三途さんで、
さすがの私も力が抜けて尻もちをついた。
いや、弾を弾で弾くのはイケメンすぎる…
なんて思ったが、それどころでも無かった。
冷静な三途さんと、
崩れたわたしに手を差し伸べる竜胆さん。
ココさんは後ろから回り込んで、全員仕留めてた。
「…良かった」
と蘭さんは心底安心したような顔で抱き締められた。
なんて抱きしめられてれば次は、
「勝手に出てくるな」とお説教食らった。
…ほんとにごめんなさい
と皆さんに謝りました。
『三途さんすごいカッコよかったです…!』
「ったりめーだろぉ?」
「三途調子乗るから褒めない方がいいよAちゃん」
「褒める価値もねぇ」
「おいお前ら今すぐぶち殺してやらァ」
流石反社…銃の扱いも上手で、普通に仕留める。
頼りになる上司だな…
なんて思いながら今回の三途さんはほんとにイケメンでした、心も撃たれた。
なんて言い合ってる灰谷兄弟と三途だったが、
今回に関しては三途のおかげで撃たれなかったAなので、そこは感謝してる蘭たちだった。
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「とりあえず鶴蝶でも呼ぶか。」
と鶴蝶に車を呼び出してみんなで帰ろう、と連絡し
皆安心しきって話してた。
そんなわたしに降りかかる大きな声
「…っ佐倉、後ろッ!!!!!!」
と大きな声で言う三途さんの声で後ろを振り向けば、
先程の人達で、まだ残っていたか。
なんて思う暇もなく降りかかる鉄パイプ
『…ぇ、』
そんな急に振りかざされて避けられるはずも無く、
出せたのはほんの小さな声。
そのまま私の頭に直撃した。
『…っい゛』
流石にこれは痛い。
頭がじんじんと痛み、流れ出る頭の血と、
『あぁ、殴られたのか』と思えばクラクラとする視界で見えたのは、駆け寄る蘭さんたちと、
私の名前を呼ぶ声。
みんなの歪んだ表情が見えるのと同時に、
私の視界はぼやけながら黒く染まり、何も見えなくなった。
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みょ!(プロフ) - 面白い!!好きです!! (2023年4月15日 17時) (レス) @page4 id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuri** - おもしろかったです!(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡完結おめでとうございます!初書きでこれだとぉ.....す.すごい......新作頑張ってください (2022年10月10日 18時) (レス) @page33 id: c6d792f109 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - こちらこそ完結まで見ていただきありがとうございました…!新作もぜひぜひ✨✨ (2021年11月14日 21時) (レス) id: 425243bbe0 (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - 完結おめでとうございます!新作もみます!お疲れ様でしたっ (2021年11月14日 20時) (レス) @page30 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - こちらこそ完結まで見て下さりありがとうございました…!!🤍✨✨ (2021年11月13日 2時) (レス) id: 425243bbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほたる | 作成日時:2021年10月30日 19時