いや、眼鏡とったら可愛くなるスキル持ってないです。【文豪とアルケミスト】

永井「谷崎君を踏む資格も無いね。」「どうせ私は豚足ですよ！」 ページ15

苦しそうに顔をゆがめているやつもいた、泣いている奴もいた。

けど

司書「何でお前等が苦しそうな顔をする！？何で泣く！？

　 お前等のせいで苦しんで、泣きたいのはAさんだろ！？

　 お前等がしたことだろ！？

　 お前等がなぁ、どう言う気持ちでAさんと接してたかは分かんねぇよ。

　 話した後、どう思ってたかなんて分らねぇよ！

　 周りにいた人間も分らないのに、本人が分るかよ！

　 お前等がどんなに悪口を言っても、「食堂に来て」の一言で本当に来てくれた！

　 何をされるか、どんなことを言われるか、きっと怖いはずなのに！

　 好きな人の心を壊したいのか！？

　 Aさんはそろそろ……！」

【―――― ―――― ――だから。】

…それは、言えなかった。

司書「…っはぁ・・はっ、はぁ…。」

俺は肩で息をしながら先生方を睨んだ。

そして

司書「まだ、良い思い出に変えるのは、間に合うから…。な？」

田山「俺達、まだ【良い人】に変われるか…？」

俺はうなづいた。

司書「だって、あのAさんだぞ？

　 天使みたいに優しくて可愛い人が、誰かをマジで嫌うわけないじゃん…？」


―――― ―――― ――だとしても、きっと最後は良い思い出に変わる。

だから、大丈夫だ。

江戸川「あなたの名前ってありきたりですね。」「真似するよりはましだろ。」→←宮沢「…南吉！遊ぼうか！」「無視かよ()夢主出てきません。」

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