いや、眼鏡とったら可愛くなるスキル持ってないです。【文豪とアルケミスト】

萩原「わぁ！お化け！？て、あぁ、君かぁ。。。」「私はお化けか。」 ページ11

武者「僕の理想郷に悪はいらない！」

A「可笑しなこと言いながら近づいてこないでください。」

志賀「いらないってさ。A。」

A「悪って私かよ。」

悪じゃないよ。

どっちかと言うとそっちが悪だよ。

私被害者。

志賀「ほら、昼飯作ってきてやったぞ。」

A「やだ、女子力。大好き。」

志賀さんは苦手だけど、志賀さんの作るご飯「は」好きなんだよね〜。

志賀「っぅ。。。ったく。男に簡単に好きとか言うんじゃねぇぞ？」

A「志賀さんに言ったんじゃないです。ご飯に言ったんです。」

志賀「俺のときめき返せ。」

え？ときめいちゃったの？

え？えぇ？

武者「志賀！Aさんにときめくとか補修受けた方がいいよ！」

志賀「そうだな。。。そうするか。」

A「二人して補修室送りにされたいんですか？」

なんですか？理想のためなら私を貶すんですか？

志賀「まあ、それは後でにするか。」

A「…頂きます。」

志賀「おう。」

…美味しい。

A「美味しいですね。やっぱり。」

志賀「当たり前だろ？」

どうしよう。自分の女子力って低すぎない？泣きそう。

ん…武者さんにすごい見られてる…

A「武者さん？見すぎじゃないですか？お腹すいたんですか？」

武者「違います！あなたと違ってそんなに食いしん坊じゃないです！」

A「黙らっしゃい。」

私、そこまで食いしん坊じゃない。

多分。

武者「食べ方が綺麗だなと思って。」

そうかな？

志賀「確かに見てみるとそうだな。武者は下手だからな〜。」

武者「う〜。」

A「私の両親が、食のマナーにはうるさかったんですよ。

　 洋食のマナーは父、和食のマナーは母が教えてくれたんですよ。

　 人並みくらいにはマナーは頭に入っていますよ。」

志賀「そうなんだな。マナーがいいと美味しく食べてる感じが出ていいな。」

A「実際美味しいですから。あ、御馳走様でした。」

志賀「おう。」

武者「じゃあ、戻る？」

A「もう行くんですか？」

志賀「潜書があるんだ。またな。たまには食堂で食えよ？」

A「そうですか〜。では、御気をつけて。…考えてます」

武者「じゃあ。」

A「はい、また。」

A「…今度料理教えてもらおうかな。」

―― ――
志賀「美味しそうに食ってたな〜。武者も少しは見習えよ？」

武者「分ってるよ！今日、夕食食堂来るかな？」

志賀「アレは来ないな。。。」

武者「だね。」

武者「僕の理想郷に貴方はいらない！」「可愛い顔で何と言うこと言うんですか。」→←谷崎「女性の足は美しいですねぇ。あ、貴女は別です。豚足娘。」「はい、私のメンタル壊れたー。」

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