弐拾弐 ページ24
A「心配してくれてありがとうございます、天。」
天「僕は別に･･･」
A「不器用なのはあなたのお父様にそっくりですね」
天「えっ･･･？」
Aの発言に天は大きく目を開けた
天「どう、して父を･･･」
A「1つぶっちゃけ話をすると、私は12歳から5年前までこの業界にいたんです、パフォーマーとして。だからその関係であなたのお父様と少し交流があったんです。」
天「･･･そうだったんですか」
楽「なんて名前で活動してたんだ？」
A「それは秘密です。では私は社長室に行ってきますね」
Aは、レッスン室を出て社長室に向かった
龍「Aさんって謎が多いよね」
楽「自分のことをあまり話そうとしないからな、どっかのガキと一緒で･･･」
天「ねぇ、それ誰のこと？」
龍「まぁまぁ、2人とも！」
姉鷺「･･･レッスンの方呼んでくるからストレッチしてなさいよ」
ｺﾝｺﾝ
Aは社長室をノックし中に入った
A「お待たせしました、社長」
宗助「ﾌﾝ、まぁいい。座れYURI」
A「あ、その名前で呼ばれるのは久しぶりですね。」
Aは、ソファーに腰かけた
宗助も社長室の椅子には座らずAと向かい合わせになるようにして座った
A「いいんですよ、あそこの席に座っていても」
宗助「いや、いい。お前には随分と借りがあるからな、」
A「そんな、借りを作った覚えなんてないですよ。･･･衣装のこととスポンサーのことですよね」
宗助「あぁ、今回も衣装もお前の家にお願いしたい。ステージの構成もお前が決めていい」
A「わかりました。衣装のことはお母さんに話しておきます。」
宗助「お前はもうステージへは登らないのか」
A「ご冗談を。私はステージへはもう行きませんよ、TRIGGERを影で支え続ける、それが今は楽しいですから」
Aは、手を膝の上で組んだ
宗助「お前も変わったな、大神A。
旧姓 百合川A、百合川財閥の一人娘
母はファンション界のトップでファッションブランドLilyの女社長、父は天才指揮者
そしてお前はプロのピアノ＆ヴァイオリニスト
YURIあんなにステージで人一倍輝きを放っていたお前が今はステージを降りてTRIGGERのマネージャーとして裏方に回っているとは誰も思わないだろうな」
宗助は、脚を前に放り投げるような座り方をして
嫌味を言ってやったというように鼻で笑った
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天香(プロフ) - CloveRさん» そうなんですね！ありがとうございます！これからもドキドキするシーン書いていくので嫉妬しまくっちゃってくださいｗ！ (2022年6月6日 22時) (
レス) id: b2bc9d279c (このIDを非表示/違反報告)
CloveR(プロフ) - めっちゃいい！期待しています！私は夢主＝自分と見ないので、なんだか嫉妬しちゃいます(-_-;) (2020年4月11日 13時) (レス) id: f7412586d4 (このIDを非表示/違反報告)
紅香(プロフ) - EMIKOさん» 設定に載せさせて頂いたのでそちらをご覧下さい！よろしくお願いします！ (2019年12月11日 0時) (レス) id: f621bddd6a (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - ありがとうございます!!主人公の特徴を教えていただけますか? (2019年11月23日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
紅香(プロフ) - EMIKOさん» はい！やっていますよ！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: f621bddd6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天香 | 作成日時：2019年10月1日 18時
