44声 ページ45
天「確かにボクも言い過ぎたとは思うよ、今となってはね。でも、TRIGGERのマネージャーとして
責任のないことをしたAにもひがあるとボクは思うけど？」
楽「それだけアイツの心が傷ついてるって事だろ、わかってやれよ兄貴だったらさ」
天「は？ボクが全部悪いって言いたいの？」
龍「まぁまぁ、天達が喧嘩してもしょうがないでしょ」
龍之介はいがみ合っている天と楽の間に入った
姉鷺「いつまでもここにいるわけには行かないからそろそろ帰るわよ。Aのことはどうするか
天が決めなさい。お兄ちゃんでしょ？」
カオルは三人を置いて先に下に下りた
楽「まだ探してみるか？」
天「いや、いい。たぶんAは頑固なところがあるから今日は帰ってこないよ。
きっと明日は普通に仕事に来ると思うから大丈夫」
龍「いいのかい？」
天「･･･いいってわけじゃないけどたぶんボクもAも時間をおかないと頭が冷えないと思うから」
天達は下に下りてそれぞれの家に向かって走って行った
＿＿＿＿＿
勝手に切ってしまったAは電話を抱えてさらに涙を流してしまった
A「･･･っうぅ･･･ｸﾞｽｯうぅぅ･･･てんのバカｧｧ･･･」
Aの兄である陸は眉をこれでもかというくらいに下がって心配している
陸「A･･･泣かないで」
三月「どうする、大和さん。Aと九条喧嘩しちゃったみたいだし･･･」
A「私今日は帰りません!」
Aは涙で濡れている瞳で成人組に訴えた
一織「でもどうするんです？帰らないとしても明日も仕事ありますよね？Aさん」
A「･･･ホテルにでも行くもん。明日はホテルから直接事務所に向うし。」
ナギ「でもミツキをこんな暗い時間に一人で歩かせるのは
ワタシのプライドがダメでーす」
環「だったら寮に来ればいいんじゃね？」
壮五「な、何を言ってるんだい環くん!」
環「だって、一人で歩かせるのは危ねーじゃん？で一人でホテルも危ねーなら
寮いれば安心じゃね？りっくんもいるし」
壮五「だからってボクら男6人の寮に女の子が入るのは九条さんが嫌がる可能性もあるんだよ!？」
環「えー大丈夫だってなー」
環はAに同意を求める
A「え、あの･･･」
大和「うーん、どうすっかね〜。九条ちゃんはどうしたい？」
Aは何も言えずにキョロキョロしていた
陸「迷ってるんならおいで、A!!」
A「･･･じゃあ、１日だけお世話になります」
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天香(プロフ) - 千広ｰchihiroｰさん» コメントありがとうございます！何作品も読んでくださっているんですね！感激です！ (2022年6月6日 22時) (
レス) id: b2bc9d279c (このIDを非表示/違反報告)
花凛 - 良い話です。 (2021年10月24日 1時) (レス) @page2 id: 42567f3c9c (このIDを非表示/違反報告)
千広ｰchihiroｰ - コメント失礼します!他のお話も読ませて頂いて紅香さんのアイナナ作品はどれもお気に入りで､「えっ!」と思うような展開があって面白くて好きです! (2020年3月20日 22時) (レス) id: 40f647a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天香 | 作成日時：2019年9月3日 6時
