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4話 ページ5

A「私はずっとそばにいたのにな〜でもいつばれるかってヒヤヒヤだったんだ」

モモ「なんで言ってくれなかったのさ〜!ずっと探してたの知ってたじゃん!!」

モモは少しまだ戸惑いつつも悲しそうな顔をしていた

A「だましてごめんね、モモ。でもね、あの時万理さんが姿を消した日二人で会ったの。万理さんは遠くからでもいいからユキの活躍する姿を見れるだけでいいって話していたの。私は、そばで支えたかった。でも、私がそのままの姿でいるとユキさんもモモも前に進むことができないって思ったの。だからまぁ、いい大人になってきたからってことで髪色変えてカラコンも辞めてあの事務所に入ったの」

ユキ「ハナちゃんが咲ちゃん?」

ユキさんはまだ理解に追い付いていないようだった
当たり前っちゃ当たり前だ何年も探していた人がずっとそばにいたんだから

A「同一人物ですよ、咲川は父方の性なんです。今は母方の性なので変わったんです」

ユキ「咲ちゃんケガ、ケガは!?」

A「痕と麻痺は少し残っちゃいましたけど大丈夫ですよ。そんなことよりもユキさんを守れてよかった。そのことの方が私は嬉しいんです」

ユキ「咲ちゃん…」

ユキさんの顔は申し訳なさそうに歪んでいる。
さっきのユキさんに言った言葉に嘘偽りはない、あそこで私がユキさんを守れたから今のRe:valeがあるし5周年という輝かしいときに私がいることができている

楽屋に設置されているテレビからステージの映像が流れてくる
ファンのみんながモモとユキさんを呼んでいる

私と万理さんが顔を見合わせて二人の前に立つ
A「ユキさん、モモファンのみんなが呼んでいます。2人の5周年の記念日です!確かにスタートはモモたちの二人じゃなかった。でも!二人で積み重ねたトップアイドルRe:valeは確かに紛れもなくモモたちのRe:valeなんだから。」

万理「今のRe:valeが本物のRe:valeだ。胸を張って、もう迷わないで。誰より大きな声で、二人に声援を送るよ。だから、君たちも自信をもって君たちの声を聞かせてくれ」

ユキ「…っ、あぁ!」

モモ「はい……!」

万理「今夜のステージ、楽しみにしてるよ!」

A「頑張って!そして楽しんで!最高のステージになることを祈っています」

私たちの言葉を背にモモたちはステージ袖に向かっていった

確かにあの時のRe:valeをなくしたかったわけじゃない。
でも、これでよかったんだあの笑顔を見れたんだから

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天香(プロフ) - (名前)アリアさん» 遅くなって大変すいません!更新したのでぜひ読んでみて下さい! (2022年6月6日 22時) (レス) id: b2bc9d279c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アリア(プロフ) - えッ!?ここで止まってる!?続きがすっごい気になる。このお話の投稿待ってます (2021年7月19日 0時) (レス) id: 6a52b1fa20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅香 | 作成日時:2021年2月27日 22時

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