新しい居場所 (ページ8)

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そんなこんなで髪は乾かし終わった
私の髪の毛が乾きやすい髪質で助かった

安堵してると今度は彼がパソコンの画面を見せながら

「下着と部屋着選んで、俺サイズとか好みとかわからんし
あとクレカとかそのまま使っていいから」

とどこか他の部屋に行きながら言うので

『分かりました』

と言い選びはじめる
どうしようと悩みながらも機能性の高い安めの下着、3セット程とあたたかそうな部屋着をカートに入れ購入確定しようとしたとこで彼が戻ってきて

「部屋着、ジェラ○ケって所のにしとき！暖かいしふわふわでめっちゃ気持ちいいから」

とだけいいまた元いた部屋に戻る

『え？』

ジェラ○ケが高いことぐらい私でも分かる
やっすいの部屋着にしたのにまぁ彼から言われたしジェラ○ケにするか…

いや高ぇ上下合わせて15000弱…
おすすめしてくれて悪いけど安いのにさせていただきます

『頼めました！』

どこの部屋にいるのかもわからない彼に聞こえるよう大きな声で言う
すると

「ほんまに！じゃあ今日はもう寝よ！」

「こっちおいで〜」

なんて言うからその場所へ向かうと
自分が寝てるベットの横をポンポンと叩く彼が見える

『え？一緒に寝るんですか？』

「当たり前やん、女の子ベット以外で寝かせられんし」

『私、ソファで寝るんで大丈夫です。』

なんて言いながらリビングの方へ向かおうとすると腕を引っ張られベットに倒される

『え？』

「なら俺がソファで寝る」

と言いリビングに向かうので引き止める様に私が口を開く

『なんで家主がソファで招かれざる客がベットなんですか！』

すると彼は

「招かれざる客でもなんでも女の子なんだからいいの！あと連絡先、電話の横にあるから明日わかんないことあったら電話してね。
Aちゃんが起きる頃にはもう家出てると思うから」

と言い足早にドアを閉めリビングに向かった

『ちょっ！なんでよ！』

なんて言ったけど彼に届いてるのかどうかは分からない
どうせ追いかけても譲り合いになって負けるのがオチだしと思い私はベットで眠りについた