ただモフりに行き隊?【合作 第二部】

まるで他人事byシェンナ ページ33

シ「僕が、相手だっ…!」

槍を向ける、手が震える…大丈夫、

僕と暁さんだけの戦い…勝たないと暁さんは………

…今は勝つ事だけ考える…落ち着け……相手の行動を読め…


…バグってる…?このままだと暁さん……

消える……


止めないと!

シ「っ!髪の毛邪魔!」

隠してた右目をはっきりさせる、よく見える

宵「やっぱりキレイだね!アハハ!」

そう同時に攻撃してきたのを躱す、

おんなじように青攻撃で固定するか…?


シ「ッ!」

危なかった、取り敢えずおんなじように!!

刺さった!

シ「なんで……青は止まれだよ!」
宵「いいじゃん死なないし」

だとしても…!

涙が出る、枯れた筈なのに…


集中しろ僕!考えるんだ!

目に力を入れる、プログラムいじればなんか出来る筈…!

目が焼けて痛い…けど…!

シ「えい!」

イジって罠を設置、しかし避けられた…

宵「楽しい♪」
シ「ヒッ…」

追い詰められた…


なんで僕ばっかり、辛いんだ、

生まれた時から生きることを拒絶されて、イジメられて、地獄のループを繰り返して


たった今殺されそうに成っている


アイツよりも怖い、生きたいと思ってしまったから怖い

暁さんが僕の首に向かってナイフを向ける、

その顔があの時の親と重なった


シ「はっごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい辞めてお願いだから殺さないでくださいお願いだから、ごめんなさいごめんなさい殺さないで殺さないで僕がぜんぶ悪いんです僕が僕がぜんぶぜんぶだからだからね、殺さないで妹には言わないでくださいごめんなさいいい子にするから」

違う親じゃない、そう思っても口からは命乞いしか紡がない

恐怖で体が動かない、


ナイフが近付く


シ「辞めてください、しにたくないまだ生きていたいですしにたくないいやだいやだいやだお願いしますだからしにたくないしにたくないいやだいやだやだ」

トラウマがフラッシュバックする、


ナイフが離れた…?


それでも僕の口からはごめんなさいとしか言わない、

壊れたのかな、

心が乖離してまるで他人事みたいに自分を見る


(無様だなぁ)


止めなきゃいけないのに自分も壊れるなんて

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バトンタッチ!!

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