もう、止まらない… ページ36
車はスモークガラスなので、Aが乗っているかどうかは外からは見えない。
いつもなら助手席に乗るのだけれど、俺は迷わず後ろのドアを開けた。
座席の奥に、Aが座っていた。
少しでも早く、少しでもそばにいたくて、俺は急いで車に乗り込んだ。
サングラスを外してポケットにしまい、Aのすぐそばにくっつくようにして座る。
「A！会いたかったよ〜」
思わず言うと、Aは呆れたような顔をした。
「さっき会ったばかりじゃない。どうしたの？」
「それでも、会いたかったんだよぉ」
俺は感情にまかせて、Aを思い切り抱きしめた。
「あっ ちょっと… ジェジュンったら…」
「あっは A、いい匂い… ずっとこうしてたい…」
「だめだよ、ジェジュン。ソンジュさんが見てる…」
「大丈夫。ヒョンは免疫できてるから」
「免疫って…」
「また日本語上手だね、なんて言わないでよ？」
「…」
呆れたんだろうな、Aはもう何も言わなかった。
俺を拒絶する風もなく、黙って俺の抱擁を受け入れてる。
俺はソンジュヒョンのバックミラーから見えない位置に身体を移動させると、Aの頬を両手で挟み、そっとキスをした。
Aの目が大きく見開かれるのがわかる。
「ね… 目、閉じて… 俺も閉じるから…」
そうささやいて、また唇を重ねる。
キスはどんどん深くなる。
俺が舌を絡めると、Aもそれに応えてくれた。
もう、止まらないよ？
恋が始まっちゃったみたい…
Aのことが、好きで好きで、たまらない…
もう、めっちゃくちゃ、愛してる！
いつ、言おう。
ランチが終わってから、ちゃんと言おう。
ふたりっきりの場所で…
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(名前)グラママ(プロフ) - そうなんですね〜。ありがとうございました〜！ (2017年3月5日 17時) (
レス) id: b4b6a0264a (このIDを非表示/違反報告)
hiro(プロフ) - 設定はPCでしたかもですね。R18は読めないことがありますから (2017年3月5日 16時) (レス) id: 009939cc39 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)グラママ(プロフ) - お返事ありがとうございます〜。スマホで読んでます〜PCから設定してみまーす。 (2017年3月5日 16時) (レス) id: b4b6a0264a (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - hiroさん» 速攻のお返事ありがとうございます！びっくり〜〜 スマホだと「１８歳以上です」の設定ができないことが今ごろわかって焦ってました。よかった(^^) (2017年3月5日 16時) (レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - (名前)グラママさん» ＰＣではなくスマホでお読みでしょうか？スマホだと設定変更ができないので、ＰＣから設定してください。 (2017年3月5日 16時) (レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃子
| 作成日時：2013年8月1日 10時
