いつもと違う朝 ページ30
頬に毛むくじゃらの感覚がして、俺は目が覚めた。
ジジが俺の顔の横でごろごろしていた。
「おはよ、ジジ。おまえ、朝からほんと元気だなあ」
ベッドに座って、少しの間、ジジの首筋をなでなでした。
ジジは低く、にゃぁとないて、ベッドから飛び降りて駆けていった。
朝ご飯が食べたいのだ。
俺は自分の朝ご飯の前にジジに餌をあげて、キッチンで軽く朝ご飯をすませた。
いつもの朝と違う気がした。
Aとまた会えるから？
わくわくする気持ちが抑えきれない。
昨日の出来事を思い出すたび、胸がどきんとなる。
夕べ、ビールを飲んだあとは、Aの姿を思い描いて、身体のほうもびくんってなっちゃったっけ…////
切なくて、たまらなくなる。
こんな感覚は、ほんとに久しぶりのことだ。
俺はシャワーをして、丁寧に髪を洗い、ドライヤーで乾かし、お気に入りの服に着替えた。
もっとも、服はもう何年も自分で買ったことはない。
ペンが俺好みの服をプレゼントしてくれるんだ。
なんで俺の好みがわかるのか、ちょっと不思議なんだけど…(^_^;)
最後はお気に入りのピアスとネックレスとリングとブレスをして、サングラスをかけて準備完了。
事務所に行くときは、いつも自分で運転していく。
地下の駐車場に降りて、愛車のランボルギーニムルシエラゴLP640に乗り込む。
エンジンをスタートさせると、ワイルドなエンジン音が響いてくる。
ほんと、この音、好きだな…
地上に出ると、何人かのペンの女の子が俺の名前を連呼しながら手を振るのが見えた。
いったい、彼女たちはどこから沸いて出てくるんだろう…
ちゃんと学校や仕事に行っているんだろうか。
事務所は江南区の駅三洞というところにある。
何度か移転して、今はここに落ち着いていた。
建物の脇の階段をのぼり、事務所に入っていくと、チャンジュ代表はすでにもう来ていて、笑顔で俺を出迎えてくれた。
『おまえがわざわざオフを取って撮影してきたっていうから、いったいどんな仕上がりなのか楽しみだよ』
『ヒョン、俺もそう思ってます』
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(名前)グラママ(プロフ) - そうなんですね〜。ありがとうございました〜！ (2017年3月5日 17時) (
レス) id: b4b6a0264a (このIDを非表示/違反報告)
hiro(プロフ) - 設定はPCでしたかもですね。R18は読めないことがありますから (2017年3月5日 16時) (レス) id: 009939cc39 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)グラママ(プロフ) - お返事ありがとうございます〜。スマホで読んでます〜PCから設定してみまーす。 (2017年3月5日 16時) (レス) id: b4b6a0264a (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - hiroさん» 速攻のお返事ありがとうございます！びっくり〜〜 スマホだと「１８歳以上です」の設定ができないことが今ごろわかって焦ってました。よかった(^^) (2017年3月5日 16時) (レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - (名前)グラママさん» ＰＣではなくスマホでお読みでしょうか？スマホだと設定変更ができないので、ＰＣから設定してください。 (2017年3月5日 16時) (レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃子
| 作成日時：2013年8月1日 10時
