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「あーーーっ！やっと終わった」
『蒼弥、今日はバイト？』
「そう、遅番」
講義が終わり、
グッと両手を伸ばしている蒼弥。
『私もバイト入れちゃえばよかった』
「扶養あるし詰め込む必要ないっしょ」
と私を軽くなだめる蒼弥。
私が考えてたのはそういうことじゃない
というのは黙っておこう。
どっか行こうと誘おうとしたけど
バイトならダメか。
今度買い物付き合ってもらおーっと！
『頑張って〜』
「気をつけて帰れよ」
『うん、ありがと』
「あ……そういえば今雨降ってるみたいだけどA傘あんの？」
『え、そうなの？聞いてない聞いてない』
「おいバカニュース見ろ。貸してやろうか？」
朝はバタバタしてたんだから仕方ないじゃん！
そんな、焦る私に呆れた顔をする蒼弥。
チラリと外を見ると少しずつ降り始めていた。
『いや、さすがにそれは申し訳ない。遅番なら尚更。雨長引くかもだし。私なら走って帰れる！大丈夫だから！』
そう言って断るものの
まだ不服そうな顔をしていた。
だって私帰るだけだし。
「……ならいいけど、風邪引くなよ。また明日」
『うん、ばいばい』
蒼弥が教室を出ていくのを見送って
とりあえず元の講義を受けていた席に戻る。
『うーん、どうしよう』
雨強くなる前に帰ろうかな。
そう思って、私も教室を出ようと
立ち上がろうとした時、私の前に人影が。
パッと顔を上げてみると那須だった。
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朝比奈子(プロフ) - 世蓮さん» ネタバレのような形になってしまって申し訳ないです！ご指摘ありがとうございます( ; _ ; ) (2020年1月8日 17時) (
レス) id: 4c6aaf9ab1 (このIDを非表示/違反報告)
世蓮(プロフ) - 33から36に飛んでしまっています汗 いつも楽しく拝読させていただいてます。これからも頑張ってください！ (2020年1月8日 15時) (レス) id: 6a698eacc1 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 一番好きです！これからも更新応援してます(^^) (2020年1月4日 18時) (レス) id: 3589a32c79 (このIDを非表示/違反報告)
佐野。 - おもしろい (2020年1月3日 0時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
りんりんご(プロフ) - めっちゃ面白いです…更新頑張ってください！ (2019年12月25日 19時) (レス) id: 385e9a2ae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝比奈子 | 作成日時：2019年12月11日 0時
