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「そんなの付き合ってから考えれば良いじゃん」
『うーん……』
「それに！あんなに心を独占してた井上瑞稀が消えて、半同居みたいなことしてたのは、那須くんだから。違う？」
『でもそれは……那須さんが私の家からの方が会社行きやすいって言ってたから……那須さんの為を想って……』
そう言い終えると、乃亜は優しく微笑む。
あ…………。
那須さんのためを想っ……て……？
「あ、その顔は……。気付いた？」
少し楽しそうに乃亜が笑う。
『う、うーん……』
「もっとさ、単純に考えて良いんじゃないかなあ、と思うよ？」
『それで、良いのかな……』
「とりあえず今の気持ちを那須くんに伝えてみなよ。那須くんなら受け止めてくれるでしょ？また困った時は相談乗るからさ。まずは気持ちを伝える勇気、出してみたら？」
そう言って、乃亜は私の肩に
ポンと手を乗せた。
「那須くんの為を�狒曚辰伸瓩鵑任靴隋�」
そう言うとまたしても微笑んだ乃亜は、
続けてこう言う。
「いつ伝えるの？」
『え……』
「今、でしょ？」
乃亜は「ほらだいぶ前に流行ったじゃん」
といたずらに笑う。
「那須くんの家でみんな集まってるみたい。でももうさっきみんな帰ったって」
『……え』
「今しか、ないんじゃない？」
と、優しく緩い声が背中を押す。
｢じ、じゃあ、いってきます……」
いってらっしゃーい、と乃亜の声を最後に
那須さんの家へ向かった。
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ぽんず(プロフ) - 溺愛な那須が良すぎて、、仕事が終わりの疲労した心が癒されました、、ありがとうございます！更新、がんばってください！ (2019年12月6日 1時) (
レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
りゅ(プロフ) - お話とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月5日 17時) (レス) id: 4581f1bec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝比奈子 | 作成日時：2019年11月12日 0時
