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「男心がわかってなさすぎる！男心！」
『だって私、男じゃないし』
「そういうことじゃなーーーい！！だいたいね、別れた彼女にわざわざ連絡するってことはそういうことなの！」
『えー、ほんとに？うーん……』
乃亜の圧に若干引きつつも
やっぱり瑞稀の言動に疑問を持つ。
「Aは？」
『ん？』
「会いたいの？会いたくないの？」
『そんな聞き方……』
「もちろんわざとこう言ってるんだけど｣
私の性格をよく分かっているからこその
乃亜らしい聞き方……。
そう聞かれて答えたら、まるで私が瑞稀に
会いたがってるみたいになっちゃうよ。
『私は会わなくてもいいかな……って』
だって話すことないし。
今更会ったところで気まずいだけだ。
「ほんとに？別れた時ご飯喉通らないくらいものすごく落ち込んでたくせに」
『それは……当時の話だよ』
「Aさ、まだうっすら瑞稀くんのこと忘れてないんでしょ？だから那須くんともこういう関係のまま。違う？」
ああ、そういうことか……。
なんとなく胸のつっかえが取れた気がして。
『そう、だよね……』
「今、自分の気持ちをハッキリさせるこのチャンスをどうしたいのかは、自分が1番わかってるはずだから。ゆっくり考えな？」
『うん……ありがと』
そんな時、何となく那須さんが頭に浮かんで
頭の中で必死にもみ消した。
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ぽんず(プロフ) - 溺愛な那須が良すぎて、、仕事が終わりの疲労した心が癒されました、、ありがとうございます！更新、がんばってください！ (2019年12月6日 1時) (
レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
りゅ(プロフ) - お話とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月5日 17時) (レス) id: 4581f1bec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝比奈子 | 作成日時：2019年11月12日 0時
