シチュエーション7(セブン)

スーパーにお買い物 JB ページ1

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JBとスーパーにお買い物


ジェボムとスーパーに行くってなったら、お揃いのアディダスのジャージを羽織って家を出る。


「それでね、そこのアイスがね！って聞いてる！？」

「あー、また服買ったんだろ？」

「違う！アイスの話！！」

「あー」


大抵彼女の話は聞いてるようで聞いてない。彼女の話より道端にいる野良猫が気になる。

それでまた話聞いてないって怒られる。

スーパーに着いたらさりげなくカゴとカートを準備して歩き始める。カートの押し方は、腕組みをするように上半身前のめりで押す感じ。


「今晩何食べたい？？」

「なんでもいい」

「えーそれが1番困るんだけどー」


ぶつぶつ言いながら野菜やらなんやらを見る彼女の横顔を見て、幸せだなってしみじみ噛み締める。

こっそり彼女の好きなグミを買ってあげる。


「野菜は潰れやすいから最後！」

「は？だったらお前が入れろよ」


エコバッグに買った物を入れる時にお手伝いするけど、気にせずなんでもかんでも入れるから、ちょっと喧嘩する。


「帰んぞ」


でもやっぱり袋もさりげなく全部持って、片っぽの手で彼女の手を引いて帰る。







(JBっていつも素っ気ない態度だけど、実は彼女をとっても大事にしていて、彼女が思ってるより大好きだと思う)


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