検索窓
今日:7 hit、昨日:38 hit、合計:21,533 hit

7 ページ7

今日もまた想いも無い男の寝床に入る。
彼らは私じゃなくたっていい。
私も誰だっていいし。
私の前から去っていった元カレの代わりになればいい。


抱いている時は私しか見ていなくて
その一瞬だけ愛してくれればいい。それだけでいいんだ。


だってもう居場所は無いから。
行き先も無い。毎日毎日彷徨うだけ。



「なぁ、俺たち付き合わない?」



「えぇ、要らないよ、そんなの。」


「もうお前しか愛せねぇよ」



バカ言わないで。
私はあなたを愛せないから。



「アンタにそういう気持ちあるんなら、私もう来ないから。」



冷たくそう言って突き放せば
私の首元に顔を埋ませながら
じゃあこのままでいいよ。って言う。


ほらね。そんなすぐ折れるような軽い気持ちで言ってんじゃねぇよ。



所詮付き合うなんて口約束。
もう無駄な恋愛なんてめんどくさい。

姓をくれて印鑑押せるくらいの覚悟が無いなら言わないで。

まぁ、私はアンタ無理だけど。



めんどくさい奴?

誰がそうさせたの?

アンタを含む、私の周りの男達だよ。



私を弄んでる気にならないでね。
私が相手してあげてるんだから。

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:恋愛 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なちゅ | 作成日時:2020年4月9日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。