47話 ページ47
もし、先輩の隣に私じゃない違う女の人がいたら、
私だって、その人に言うと思う。
…なんで、あなたなんですか？って。
そんなの聞いても意味ないのに。
知ったところで、先輩が私のものになるわけないのに。
聞いちゃうんだよ。
…それは多分、「好き」だから、でしょ？
好きな人が好きになった人は、どんな人なんだろう？
私になくて、その人にはあるものはなんなんだろう？
私は、その人になれないのかな？
そう、必死に考えるの。
好きな人にもっと触れたい、近づきたい。
その思いが、溢れ出しちゃうんだもんね。
A「…先輩がなんで私なのかはわかんないよ。だけど、私は先輩が好き。先輩じゃなきゃダメ。」
「…」
A「……それだけじゃ、ダメかな？」
言い切った私をポロポロと涙を流す瞳で睨むと、
勢いよく私の肩を後ろに押して、
後ろにいた女の子たちの輪に駆け寄った。
肩を押された衝撃で、私はベンチに倒れこんだ。
……痛い。
ぶつけた所がジンジンと痛む。
周りの女の子たちにも睨まれる始末。
…なんでこんなに睨まれなきゃいけないの。
……あ、でもなんか。
スッキリしたかも。
女の子たちが去っていった方向を見て、
いい大人が高校生にムキになってどうすんの、って自分に笑った。
笑ったことで抜けた肩の力に、
案外ビビってたんだな、ってまた笑った。
雅「……Aちゃん。」
声のする方向を見ると、
両手に飲み物を持った先輩が佇んでる。
先輩と目が合って、
慌ててベンチに座り直した。
A「…遅いじゃないですか。」
雅「…」
A「、迷子にでもなりました？」
雅「…Aちゃん、」
何か言いたげな先輩に駆け寄ると、
一瞬にして先輩の腕の中に閉じ込められた。
足元で、炭酸が地面に こぼれてシュワシュワと弾ける音がした。
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micchan(プロフ) - 相葉先輩最高です^_−☆読みながらにやけちゃいます。ありえませんが自分に当てはめて幸せに浸れます！ (2016年6月1日 18時) (
レス) id: 7b115b5ba9 (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆ピカンチ - もう相葉先輩ヤバイです（≧∇≦）もうキュンキュンしまくっってます（≧∇≦）もう相葉先輩良いですね（≧∇≦）こんな先輩がいてくれたらめっちゃ嬉しいです（≧∇≦）更新頑張ってください(^O^) (2016年4月7日 0時) (レス) id: 1cd24c1e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なちょう x他1人 | 作成日時：2016年1月23日 10時
