42話 ページ42
……暇。
先輩を見てた女の子たちが、
「握手くらいできるかな？」なんて言いながら お店を出てって１時間。
先輩との待ち合わせ時間が過ぎて３０分。
撮影場所の公園を見ると、
機械トラブルかなんかかな？
慌ただしく人が動き回ってる。
先輩は身動きが簡単に取れないみたいで、
ベンチに座ったり、立ったり、
チラチラ時計を見てる。
……少し、焦ってくれてるのかな…？
仕事中なんだから、仕事に集中しなさい！
…なんて。
コーヒーを飲むふりをして、
ニヤついた顔を隠すのに必死な私は、
仕事中でも私のことを気にかけてくれてるのかな、って嬉しくなってる。
…あれ、雨？
外を見ると、ポツポツと雨が降ってるように見える。
先輩の周りも機械をしまい始めてる。
着替えを済ませた先輩が、
傘を差してくれてたスタッフさんに小さくお礼して、
周りを囲む女の子たちには「ばいばい」って手を振ってる。
手を振られた人はみんなキャーキャー言ってて。
元気だなぁ…なんて他人事。
サインやら、握手やら、
急いでるみたいだったけど、ひとつひとつ丁寧に応じてる先輩を見てると、
あの人が今から私を迎えに来るなんて思えない。
……
何杯目のコーヒー？
店員さんも、そろそろ迷惑かな？
…でも、あと少しだけ待って…
・
・
・
カランカラン…
雅「…Aちゃん！！」
お店の空気が揺れる。
少し肌寒い風が足元を通れば、
髪の毛をグシャグシャにした先輩と目が合った。
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micchan(プロフ) - 相葉先輩最高です^_−☆読みながらにやけちゃいます。ありえませんが自分に当てはめて幸せに浸れます！ (2016年6月1日 18時) (
レス) id: 7b115b5ba9 (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆ピカンチ - もう相葉先輩ヤバイです（≧∇≦）もうキュンキュンしまくっってます（≧∇≦）もう相葉先輩良いですね（≧∇≦）こんな先輩がいてくれたらめっちゃ嬉しいです（≧∇≦）更新頑張ってください(^O^) (2016年4月7日 0時) (レス) id: 1cd24c1e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なちょう x他1人 | 作成日時：2016年1月23日 10時
