38話 ページ38
Aちゃん？って聞いたのが最後、
先輩は私に抱きつかれたまま、ピクリとも動かなくなって。
…また、やらかしちゃったかな。
……止まらなかったんだよ。
『俺……』
その次に続く言葉は何だったの？
私が望むような言葉じゃなかったとしたら。
それを聞くのが嫌で、
逃げ出すように発した言葉は、
…ずるかったかな。
雅「…」
A「…」
２人きりの部屋には、物音ひとつしない。
ソファに座って抱き合う私たちは、まるで恋人同士のようなのに。
雅「……A、ちゃん…」
A「…」
雅「…こっち見て？」
そう言うと、先輩は私の両方の頬を包んで、
上から微笑みかける。
雅「…何が、好きなの？」
A「…へ？」
雅「…俺が作るカレーが好き？それとも生姜焼き？」
A「……」
雅「……Aちゃんをドキドキさせてんのは、そいつらなの？」
「違うでしょ？」って首を傾げる。
…これは、確信犯？
…先輩って、意地悪？
抱きついて「好き」って言ったら、
先輩のことが好きだなんて一目瞭然なのに。
こんな雰囲気で「先輩のカレーが好き」なんてわざわざ言わないのに。
…好きだけど。
雅「……ふふ、俺、性格悪い？」
A「……ん、//」
雅「…こんな、俺だよ？」
A「…？」
雅「………俺も、Aちゃんが好きなの。」
A「……えっ」
雅「…俺と、オンリーラブしない？」
涙ぐむ私の目に映るのは、おかしそうに笑う先輩の顔。
自分の言葉にバカウケする先輩の目に映るのは、今にも泣き出しそうな私の顔。
…なによ、オンリーラブって……
おかしくなって、２人で笑いあった この夜は、
多分、一生忘れることなんて、ないと思う。
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micchan(プロフ) - 相葉先輩最高です^_−☆読みながらにやけちゃいます。ありえませんが自分に当てはめて幸せに浸れます！ (2016年6月1日 18時) (
レス) id: 7b115b5ba9 (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆ピカンチ - もう相葉先輩ヤバイです（≧∇≦）もうキュンキュンしまくっってます（≧∇≦）もう相葉先輩良いですね（≧∇≦）こんな先輩がいてくれたらめっちゃ嬉しいです（≧∇≦）更新頑張ってください(^O^) (2016年4月7日 0時) (レス) id: 1cd24c1e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なちょう x他1人 | 作成日時：2016年1月23日 10時
