幼 馴 染 み ...? <桃> ページ8
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私は何故、目の前の彼にキスされてるのだろうか...
事の発端は..部活終わりだった
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部活終わり。
『つかれたぁぁぁ!!』
蒸し暑い体育館の中での激しい運動によって
私を含め部員は皆汗だく。
疲れたねーなんて話をしていると、隣のバスケットコートから歓声が聞こえた
視線をそこへ切り替えると、
桃色の幼馴染みが首筋から汗を滴ながらバスケットゴールにダンクシュートを決めていた。
止まらない女子達の黄色い声。そこに手を振る幼馴染み。
“さとみ”マジでモテてるなあ...
さとみを見ながらそんなことを考えていると
私の視線に気付いたのか、ニカッと笑いながら私にも手を振ってくる
こういうとこはちょっと可愛いんだよなあ..さとみ。
彼に手を振り返して、着替えようと私はロッカーへと足を運んだ。
着替え終わると、体育館には静寂が広がっていて
さとみが1人で部活の片付けをしていた。
『あ、さとみ今日片付け当番な感じ?』
声をかけると、涙目で私に訴えてくる
「A!!最後女子達に囲まれて今日当番じゃなかったのに片付けされられてるの...Aも手伝ってぇ、」
確かに結構理不尽な理由かもしれない。
手伝ってあげようじゃないか。
『おっけー!手伝ってやるわ!』
「まじ!??ありがとう!!」
その場をぴょんぴょんしながら、喜びを表現するさとみ。
この時さとみがニヤっとしてたのに気付けば
こんなことにならなかったのかもしれない_
その後は2人でテキパキと片付けをこなし、
最後体育館倉庫へボールをしまおうとした時
ドンッ!と身体に強い衝撃が走る
真っ暗闇の中一瞬何をされているのか分からなかったが
目の前から聞こえる吐息。息遣い。ふわっと香る匂い。
それに背中に当たる壁に顔の横にある大きい手。
理解するのにあまり時間はかからなかった。
『さっ、さとみ..?どうしたの、』
「Aはまだこの状況分かってないの?鈍感め」
分かってる。分かってるけど、
逃げようとしても逃げれないんだよ
耳に息をかけられ、本能的に反応してしまう身体。
「えっ、なに。これだけで感じてんの?」
そう言ってくるさとみに言い返そうとした時
さとみの唇が私のに重なる。
段々激しくなってきて、さとみの舌が私の舌と絡まった
『んっんんん..』
これだけで感じてしまう私は変態だ。
さとみは吐息を漏らしながら言う
「気分はどうだい?変態さん」
獣の目をしたさとみに、乱されるのだ。
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常日(プロフ) - なちょさん» それでお願いします!楽しみにまってますo(^o^)o (2020年11月27日 0時) (レス) id: 7c647de83f (このIDを非表示/違反報告)
なちょ(プロフ) - 常日さん» 夢主が奥さんの設定で宜しいですかね?リクエストありがとうございます泣 (2020年11月26日 17時) (レス) id: 7b667c3a1b (このIDを非表示/違反報告)
常日(プロフ) - なちょさん» リクエストで、桃くんがまたパパ設定で今度はお子さんが女の子で、娘ちゃんと奥さんにデレデレな感じでお願いしたいです! (2020年11月25日 20時) (レス) id: 7c647de83f (このIDを非表示/違反報告)
なちょ(プロフ) - 常日さん» ありがとうございます!リクエスト大丈夫ですよ~!!更新速度亀で申し訳ないです( т т ) (2020年11月25日 19時) (レス) id: 7b667c3a1b (このIDを非表示/違反報告)
常日(プロフ) - 全てがめっちゃくちゃこのみです!!短編集っていいですよね、いろんな姿が見れ最高です!(≧∇≦)今ってリクエストしても大丈夫ですかね……? (2020年11月25日 18時) (レス) id: 7c647de83f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なちょ | 作成日時:2020年9月10日 2時