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で ん わ <青> ページ19

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寂しい。
甘えたいときに彼が隣にいないことがこんなにも辛いなんて。

出張なんて行かなければ良かったのに
なんて本音は心にしまっておかないと。
まだころちゃんが行ってから1日しか経っていない
これが後6日も続くなんて考えたくもないよ。

『ころちゃんのばかぁ、、早く帰ってきてよ、』




寂しくて気が狂いそうで。ころちゃんを感じたくて。
彼のTシャツをクローゼットから1枚取り出して、抱き締めた
ころちゃんの匂いに包まれれば安心できると思ったの
でもそれは逆効果で。

いつも笑いながら抱き締めてくれる彼がいないことを
更に自覚してしまう材料となってしまった。


『寂しいよ、いつもみたいにAって呼んでよ...声聞かせてよ...』
涙によって視界がどんどんぼやけていく。





そんな時、ポケットの中にあった携帯が震えた
そこに表示されてるのは“ころちゃん”からの着信。
直ぐ様電話に出ると、大好きな人の声が聞こえた


「もしもしA?」
『こ、ろちゃ、?なんで、』

「やっぱ泣いてた。Aが寂しい思いしてるんだろうなって思って電話かけちゃった。」

ころちゃんは私のことなんでもわかってるんだなぁ



『...寂しかった』
「んふふ。Aは可愛いね。あ、そうだ。カメラつけて」

言う通りにカメラをつけると、優しく微笑む彼の顔。
安心して涙が止まらない

「あーもう泣いちゃダメだって...笑 まぁ泣いても可愛いのが僕の大好きなAなんだけどね。」
『ばかばか。ころちゃんのばか。もっと寂しくなっちゃうじゃん。』

「一緒に居てあげられなくてごめんね。
帰ってきたら沢山ぎゅってしてちゅってして
癒してもらうからね?
僕も寂しくてどうにかなっちゃいそうだけど
Aの声聞いて元気出たよ。ありがとう。」

『、、待ってる。寂しいけど、頑張ってねころちゃん。』
「偉いっ!待っててね。じゃ。」

プツン。と電話が切れた
寂しいけど、絶対帰ってくるんだ。
待ってるね。ころちゃん。大好き。


私は目に浮かんでた涙を拭って、窓の外から見える星空を眺めながら、夜を過ごした



彼と作った沢山の思い出を振り返りながら。


-------

おはようございます。切り方忘れました

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常日(プロフ) - なちょさん» それでお願いします!楽しみにまってますo(^o^)o (2020年11月27日 0時) (レス) id: 7c647de83f (このIDを非表示/違反報告)
なちょ(プロフ) - 常日さん» 夢主が奥さんの設定で宜しいですかね?リクエストありがとうございます泣 (2020年11月26日 17時) (レス) id: 7b667c3a1b (このIDを非表示/違反報告)
常日(プロフ) - なちょさん» リクエストで、桃くんがまたパパ設定で今度はお子さんが女の子で、娘ちゃんと奥さんにデレデレな感じでお願いしたいです! (2020年11月25日 20時) (レス) id: 7c647de83f (このIDを非表示/違反報告)
なちょ(プロフ) - 常日さん» ありがとうございます!リクエスト大丈夫ですよ~!!更新速度亀で申し訳ないです( т т ) (2020年11月25日 19時) (レス) id: 7b667c3a1b (このIDを非表示/違反報告)
常日(プロフ) - 全てがめっちゃくちゃこのみです!!短編集っていいですよね、いろんな姿が見れ最高です!(≧∇≦)今ってリクエストしても大丈夫ですかね……? (2020年11月25日 18時) (レス) id: 7c647de83f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なちょ | 作成日時:2020年9月10日 2時

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