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幸 せ <桃> ページ18

〈娘さんのお名前⇨ひな〉

さとみside


.
「ひなは俺のだけど？」
『なに言ってんのさとみ。私のですが？』
「俺のことのが好きだよひなは」
『ひなの可愛いところ100個言える？』
「余裕だね。1000個は言える」
『残念私1万個は言える』

「ぱぱとままけんかしてるの...？」


涙目でこちらを見てくる愛娘に向かって
俺らは一斉に口を揃えて言った

『「してません！！」』

険悪な中に娘が入ってくることで
そんな空気を吹き飛ばしてひなに抱き付く俺らは
かなり単純なのだろう。


『んふふ〜ひなかわいいねぇ。』
「さっきとまるで顔違うじゃねーか笑」
『ひなが可愛いからいいんです。ひなの笑顔世界平和』

まーたよく分からないこと言ってるA。
でもひなの笑顔で世界救えるのは事実だと思う。

お気付きな方も多いだろう。
俺とAは


重度の親バカだ。









「ぱぱー！ほんよんで！」
「いいよ。どの本読む？」
「これ！！」

ひなが差し出して来たのは“ヘンゼルとグレーテル”
ひなの大好きな絵本だ。
笑顔で本を差し出してくるひなは超絶可愛い。
頭を撫でてあげるとふにゃっとした顔になって
これまた可愛い。天使だ。

「ぱぱなにいってるの？きこえない」
おっと。口に出てたらしい


「おかしのいえ、わたしもいきたいなあ...」

そう言いながら絵本に目を向けているひな。
ひなのためならお菓子の家だって作れる気がする
なんてね。









Aside


.
「ままー！！みてみて！絵かいたの！」
そこには笑顔でひなと手を繋ぐさとみと私が描かれていた。
にこにこしながらその絵を見せてくるひなが
可愛くて可愛くて仕方ない。

『上手に描けたね〜！飾ろっか！』
ニヤニヤが止まらない。うちの子最高可愛すぎる。

「ぱぱ〜ままがへんなかおしてる」

「あほんとだ。変な顔してる〜」

『さとみだって気持ち悪いぐらいニヤニヤしてるじゃん...』

「それはひなが可愛いからじゃん。」

「そしたらぱぱも！へんなかおして！」


さとみの変顔が想像以上にハイクオリティーで
思わず吹いてしまった
突然変顔を求められてもできるの凄いなあ、笑
ひなも爆笑している

当の本人はと言うと何故か誇らしそう。
そんなところも面白くて
笑いで包まれる空間。




この幸せがいつまでも続きますように＿＿
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リクエストありがとうございました！
かなりグダグダになってしまいましたが
ご想像通りのものになっているでしょうか...
遅くなり本当にすみません泣

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