Continue to Love you.

. ページ14

.
たった1つのキスマーク。
それだけで火照った私の身体は
彼からの口付けによって、更に熱くなっていき
止まらないキスの雨が私の体を蝕んでいく

奥深くまで。







どれだけの時間が経っただろうか。


彼にキスマークを付けられて
甘い甘いキスをされて。

更にこんな時間が続くと思いきや。
彼が急に動きを止めた





｢...これは寝る前にやった方がいい気がする｣

何言ってんだかさとみは。
する気満々ですか、、

一先ずその気が無くなったということに安心だ

でもそういうことをする気はあるという事実に喜びを感じてしまう自分が情けない。


さとみは私の上から退いて
お菓子が並べられたテーブルへと足を運ぶ


｢これ、全部Aが作ったの?｣
『そうだよ。私の手作り。』

彼はキラキラと目を輝かせながらクッキーへと手を伸ばした。
かっこいいのに可愛いってずるいなあ...


『どうかな?美味しくできてる?』
｢、、うっま。｣


彼からのその一言でひどく安心した
美味しいって言いながら笑顔でお菓子を頬張るさとみが可愛くて可愛くて仕方ない。

『ふふ、かわいい』
この一言が彼にも聞こえたみたいで。


｢おれかっこいいっていわれたいんだけど｣
もぐもぐしながらそう答えるから更に可愛い。あざとい。

『可愛いものは仕方ないの。さとみはかわいい』
｢ふーん..さっきみたいなことされても可愛いって思えるんだ?｣




さっきのイチャイチャは思い出すだけでパンクしそうなぐらい恥ずかしい。

『おっ、思い出させないで!!いじわる!!きらい!!』
そう言うと一瞬ピタッと彼が止まった

次発した彼の言葉は
私に恐怖心を抱かせるにはピッタリの一言だった







｢ねぇA？そーんなこと言っていいのかな...?｣

目をギラギラとさせながらゆっくり近付いて来る

『やっ、やめてっ..来ないで、、』

｢もういいよね、？Aを食べてもいいよね？お菓子のように甘い君を...その姿で抵抗されても挑発されてるようにしか見えないんだよね。｣


私は後退りすることしかできない
頬に手を添えられ、ねっとりとしたキスを交わし銀の糸が光る
息が苦しくなって口を開くと侵入してくる舌が熱い
口内を侵されていく



その気がなくなったとか嘘だった

やはり拒んでも止まらないさとみには





逆らえないのだ。



-------

11/10
内容等少しだけ変更致しました。

変 わ っ て し ま っ た <黄>→←甘 い Tricky 。<桃>

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す