306 ページ6
「そんなに、敵わない相手なの？ティーチは。」
ミ「さぁな。でもラフはそう判断した。おれを助けるつもりかは知らねぇけど、わざとぶっ飛ばしやがったんだ。」
ティーチがミカエルに危害を加えないよう、わざとラフが戦線から離脱させた
それは全滅を防ぐためにラフが判断したということで、ラフもミカエルも敵わないと思ったってこと
いてもたってもいられなくなった私は勢いよく立ち上がる
ミ「どこ行く気だ？」
キッチンを出ようとした私の腕をミカエルが掴んだ
「離して……行かなくちゃ。」
ミ「だからどこに行く気だって、聞いてんだ！！」
睨むようにミカエルを見る私に、ミカエルも同じように鋭い視線を送る
私が何を考えているか分かっているくせに…
「行かなくちゃ…。」
ミ「行かせると思ってんのか？ラフの埋葬も終わってねぇのに？」
「分かってる……でも、このままじゃエースが！！」
ラフが敵わないと判断して、命をかけてミカエルを逃した相手
ティーチがそこまでの男だとは思わなかった…
……エースが危ない
ミ「お前の身が危険が晒されるって分かってるところに行かせられると思ってんのか？！」
ミカエルの手からなんとか逃れようと力いっぱい腕を引く私にミカエルが怒鳴る
「でも！！このままじゃエースが死んじゃうよ！！私が止めなきゃ！」
負けずに叫ぶ私は気疲れをしているのか、叫んだ瞬間目の前が真っ白になり、ふらっとして座り込んだ
ミ「お、おい！A大丈夫か？！」
慌てたミカエルが私を抱きとめる
頭に血が上った……
いや、頭に血が回らなかったのか
私は貧血のように立ちくらみをしてうずくまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 660人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いももち - この小説すっごく好きです！ (2019年4月23日 19時) (
レス) id: 881133e71e (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - らぷんつぇるさん» お返事遅くなりすみません！あまりにも鋭すぎて、なんて返事をしようかと悩んでいるうちに時間が経ってしまいました(；ω；)大正解すぎて、ドキリとしましたよ笑これからも頑張るのでお付き合いいただけると嬉しいです^_^ (2017年5月29日 20時) (レス) id: ddbded9700 (このIDを非表示/違反報告)
らぷんつぇる(プロフ) - いつも楽しみにまってます！これからも頑張ってください！病気とかじゃなくて妊娠とかだったらいいなーって思いながら展開が全然わからないのでこの先も楽しみです (2017年4月25日 0時) (レス) id: 96ad861bb4 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - エース死んでほしくないけどきっと死ぬんでしょうね(泣) (2017年4月24日 20時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - 花*花さん» ありがとうございます！面白いの言葉やる気につながります！これからも頑張ります！ (2017年4月15日 19時) (レス) id: ddbded9700 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なち | 作成日時：2016年10月19日 20時
