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ミ「読まねぇのか？」
「うん……。」
手紙をただ握りしめジッと見つめる私に、ミカエルが声をかけた
手紙を開いてしまったら、ラフの死を認めてしまうようで
どうしても封を切ることが出来ない
ミ「まぁ、お前のタイミングで読めばいい。」
「……うん。」
沈黙が流れる中、私たちは静かにラフの手紙を見つめていた
「ねぇ……ミカエル。」
ミ「ん？」
呼んだ時のミカエルの反応がいつもよりずっと優しくて……
私以上にラフの死に心を痛めているはずなのに、私を気遣うミカエルの想いが逆にツラかった
ミ「…なんだよ。」
私が黙っていると、いつものようにぶっきらぼうに言って力なく笑う
私の考えてることなんてお見通しなんだろうか
「黒ひげ……ティーチは、そんなに強いの？」
ミ「強い弱いの問題じゃねぇ。あいつは普通じゃない。」
「普通じゃない？」
ミカエルの濁した言い方に首をかしげる
ミ「ヤミヤミの力の前じゃ悪魔の実の能力は意味をもたねぇ。」
「悪魔の実の力が効かない？」
ミ「無効化っていうのか？とりあえず、悪魔の実の力で対抗しようとしてもなかなか難しいだろな。おれもよく分からねぇけど。」
ミカエルの話を聞いて頭に浮かんだのはエースの事だった
白ひげ海賊団の二番隊隊長をやる実力者だけど、メラメラの能力が効かなかったら？
もちろん実を食べる前からエースは強かった
でも、 1人で勝てるの？
そう思うと途端に不安になる
ミ「言っとくけどな、おれは黒ひげにやられたんじゃねぇぞ？」
「え？それってどういう…。」
不安を感じる私に、ラフはさらに意味の分からないことを言う
ミ「もちろん、おれも攻撃を受けてかなりボロボロだった。でも、おれの気を失わせたのは黒ひげじゃねぇ。」
「まさか、他にも仲間が？！」
ミカエルがあんな傷を負うなんて、よほどの実力者だ
ティーチだけではなく、そんな仲間が沢山いたら……
ミ「いや、強そうな仲間もいたがおれがやられる程じゃねぇ。おれを森の中まで吹っ飛ばしたのはラフだよ。」
「……え？」
ミカエルの言葉を聞いて、嫌な考えがよぎった
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いももち - この小説すっごく好きです！ (2019年4月23日 19時) (
レス) id: 881133e71e (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - らぷんつぇるさん» お返事遅くなりすみません！あまりにも鋭すぎて、なんて返事をしようかと悩んでいるうちに時間が経ってしまいました(；ω；)大正解すぎて、ドキリとしましたよ笑これからも頑張るのでお付き合いいただけると嬉しいです^_^ (2017年5月29日 20時) (レス) id: ddbded9700 (このIDを非表示/違反報告)
らぷんつぇる(プロフ) - いつも楽しみにまってます！これからも頑張ってください！病気とかじゃなくて妊娠とかだったらいいなーって思いながら展開が全然わからないのでこの先も楽しみです (2017年4月25日 0時) (レス) id: 96ad861bb4 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - エース死んでほしくないけどきっと死ぬんでしょうね(泣) (2017年4月24日 20時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - 花*花さん» ありがとうございます！面白いの言葉やる気につながります！これからも頑張ります！ (2017年4月15日 19時) (レス) id: ddbded9700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年10月19日 20時
