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「エース、どうしたの？」
エ「なんでもねぇよ。」
「なんでもないって……エースは喧嘩っ早すぎるよ？！サボがいたら怒られてる！！」
エ「そうやってお前はいちいちサボの話を出すんじゃねぇ！！大体誰のためだと…。」
何をイライラしているのか……
怖い顔して怒鳴ったエースは私たちを置いてスタスタと先を歩き出してしまった
「ルフィ、私……なんか怒らせる事した？」
ル「ん〜……さぁな？」
ルフィに聞いたって無駄な事は分かっていたけど…
案の定、分かっていないルフィは首をかしげる
サボもエースも大切なお兄ちゃんなんだから、話に出すくらいいいじゃない
怒鳴ることないのに……
私の何が気に食わなかったのか
一方的に怒るエースの態度を思い出したら、だんだんとこっちまで腹が立ってきた
「ルフィ！エースと先帰ってて！私もう少し色々見て回るからっ！」
ル「え？あ、おい、A〜、どこ行くんだよ〜。」
ルフィの声を背中に聞きながら、私はエースとは反対方向に進んだ
エースはいつもそうだ
突然怒ったり、私たちには何も言わずに1人で何かをする
言ってくれなきゃ分からないこともあるのに
裏町を1人ぐんぐんと進んでいたら、気付くと人気のない場所にいた
その閑散とした風景を見て、私のイライラしていた気持ちもだんだんと落ち着きを取り戻す
こんな風に怒ってたら、私もエースと同じか
冷静になった私はそう思い直し、2人の元に戻ろうと踵を翻した
『よう、A。』
そんな私の目の前にずいッと現れたのは裏町の体のデカイ不良
一番前にいるボス格なやつを始め、後ろからぞろぞろ現れる不良達はみんな知った顔だった
『1人だなんて珍しいじゃねぇか、仲間割れでもしたか？』
いやらしくニヤニヤと笑う不良達はじりじりと私に迫ってくる
「別に……散歩してただけ。」
エースがいたら自分たちから寄ってくることはないのに、私は完全に舐められているのだろうか
……いや
思い返せば私はいつも2人のそばで笑っているだけで、たいして手は出していなかった
私の実力を知らないから、女1人ちょろいと思っているのだろう
そう思うと腹が立つな
こんな不良達、私1人でも負けたりしないのに
『いつもはエースが邪魔するからな。』
……邪魔？
見えない話に首を傾げていると、ボス格の大男が上に引き上げるように私の手首を掴んだ
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なち(プロフ) - ラルクくんさん» わぁ、かっこいいと言ってもらえて嬉しいです！もっと鼻血出るように頑張ります！笑 コメントありがとうございます^_^ (2016年8月9日 8時) (
レス) id: ddbded9700 (このIDを非表示/違反報告)
ラルクくん - まって、エースがカッコよすぎて鼻血がやばいですよ( ^ω^ )更新楽しみにしてます( ^ω^ ) (2016年8月8日 18時) (レス) id: 404b8afc24 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - シュークリームさん» ありがとうございます^ ^エースが好きで書いてるので、そう言ってもらえると嬉しいです！頑張ります^ ^ (2016年7月19日 20時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - エースが凄くかっこよくてやばいです！w 更新頑張ってください。 応援しています！ (2016年7月18日 9時) (レス) id: 4d5002e423 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - おり♪さん» ありがとうございますT^Tエース好きなもので、全力で押しています笑そう思ってもらえて嬉しいです！頑張ります^ ^ (2016年7月10日 15時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年6月24日 8時
