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正体が不明すぎる彼女への警戒心から、いつでも紅雲を出して戦えるように構える
そんな私の殺気に気付いているはずなのに、くるりと振り向いた彼女はフードを外しニコリと私に笑いかけた
丸く大きな人懐こそうな瞳が私をジッと見つめている
パッと思い出せないけど、私はこの顔を知っていた
……どこで見たんだっけ？
『あはは、ちょっと思い出したけどどこで見たのか分からないって感じだね。」
そんな分かりやすい顔をしていただろうか
心中を見破られた私は苦笑いをする
『私達、多分だけどシャボンディ諸島で会ってると思うよ。』
そう言う彼女の言葉で人攫いから女の子を守っていた二人組を思い出す
「……あ。」
『あはは、やっぱりそうだよね？すっごい美人さんが2人だから覚えてた！』
「え？美人？2人？」
記憶が一致したようなきがしたのに、一体何のことを言っているのか分からない
『えー？！美人さんじゃ〜ん！あの藍色の髪の背の高い子と2人目立ってたよ！』
……藍色の髪
……ミカエルのことだな
「一応言っとくけど、あなたが言ってるのが私達の事なら一緒にいた藍色の髪の奴は男だよ。」
『………。』
目の前の彼女は不思議そうな顔をしながら、大きな目をパチパチとしている
『……えええええ！！？』
そんなに信じられないのか、しばらくの間を置いてから彼女は大声で叫んだ
「遠目でみたら女の子に見えても仕方がないかもね。」
『信じられない！私よりも絶対綺麗だよ〜。』
両手を頬に添え、本当に驚いている彼女の姿が可愛くてつい笑みがこぼれる
『ふぉぉ、やっぱり美人さんだ。』
私の顔をジッと見ながら、彼女は何故か感心していた
「何言ってるの。私も今あなたのこと可愛いなって思ったんだよ。」
お互いついさっきまで戦っていて、私は彼女に殺気まで出していたというのに、お互いを褒め合うという不思議な状況
「「……ぶはっ！」」
そんな状況のせいか、2人して同時に吹き出して笑った
『私はコアラ、君は？』
「私はA、よろしくね。」
偶然の再会を果たした私たちは、握手をしながら微笑み合った
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なち(プロフ) - ラルクくんさん» わぁ、かっこいいと言ってもらえて嬉しいです！もっと鼻血出るように頑張ります！笑 コメントありがとうございます^_^ (2016年8月9日 8時) (
レス) id: ddbded9700 (このIDを非表示/違反報告)
ラルクくん - まって、エースがカッコよすぎて鼻血がやばいですよ( ^ω^ )更新楽しみにしてます( ^ω^ ) (2016年8月8日 18時) (レス) id: 404b8afc24 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - シュークリームさん» ありがとうございます^ ^エースが好きで書いてるので、そう言ってもらえると嬉しいです！頑張ります^ ^ (2016年7月19日 20時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - エースが凄くかっこよくてやばいです！w 更新頑張ってください。 応援しています！ (2016年7月18日 9時) (レス) id: 4d5002e423 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - おり♪さん» ありがとうございますT^Tエース好きなもので、全力で押しています笑そう思ってもらえて嬉しいです！頑張ります^ ^ (2016年7月10日 15時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年6月24日 8時
