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今回の任務は挨拶と伝言
今までミカエルの担当だった海賊団が、私に回された
有り難いような、怖いような不思議な気分だ
新世界でもかなり進んだ場所にいる彼らのところに行くのには移動だけでもひと苦労
島や船を見かけては休みドレスローザを出てから10日ほど進んだところで、ようやく目的の島に着いた
この辺の海域がナワバリらしいから、遠くはないところにいるはずだけど、ここからが大変
向こうも動いてるかもしれないし、探すのがひと苦労だ
ラフの連絡ではこの海域から出てないみたいだし
………ん？
この海域から出てないの分かるってことはラフは位置特定できるのか？
だとしならなんで今まで教えてくれなかったの！？
少し苛立ちを覚えながらラフに通信を繋げる
「場所案内お願いします！」
繋がった瞬間淡々と言うと、向こうから鼻で笑ったような音がした
ラ ”……A、やっと気付いたのか。”
「相手の場所分かるなら最初から言いなさいよ！」
ラ ”いちいち道案内するの疲れるんだよ……面倒だし。"
「聞こえたよ。」
最後の方をボソッと言ったけど、私が聞き逃すことはなかった
渋々道案内を始めたラフに導かれ進んだ私はすぐに目的の船を見つけた
「帰ったら覚えてなさいよ。」
ラ ”案内してやったのに…お礼を言われても怒られるいわれは無いんだけどな。”
本当に悪びれも無さそうなラフの言い分が頭に来た私は、ピアスを外した
本当は海に投げ捨ててしまいたいけど、流石にそれは出来なくてポッケに突っ込んだ
目的の大きな船を上空から観察する
ここからでも強いのがウヨウヨいるのが分かって嫌になる
「よしっ！」
1人気合を入れるように声を出した私は、降下しながら羽根をしまい船のデッキに降り立った
その瞬間に向けられる沢山の殺気たち
こういう登場の仕方は何度もしてるけど、こんなに一瞬で反応されたのは初めてだ
首や腕など少しでも動いたら切れる位置に刀を構えられ、そこらじゅうから沢山の銃が私を狙っていた
下手なことをしたら一瞬であの世行きになりそうなほどの状況にゴクリと喉がなる
ずっと空を飛んで旅をしていたから、ローブのフードを深く被って正体を明かしていない私も悪い
だけど、こんなに連携のとれたチームは初めてだ
『さっきから船の周りうろちょろしやがって、何の用だよい。』
腕１つ身動きの取れない私の前に、堂々と現れた彼は私でも顔を知る大物だった
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なち(プロフ) - 夏氷さん» マルコ口癖で分かりやすいですもんね笑コメントありがとうございます！頑張ります！ (2016年6月24日 8時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - アキラさん» 私もこの時を待ってましたT^T頂上決戦かぁ……(遠い目)思い出すだけで泣けそうなんですよね。どうなりますかねT^T← 応援ありがとうございます^ ^ (2016年6月24日 8時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
夏氷(プロフ) - マルコ登場からすでにテンションが上がってしまいました！この先に展開が本当に楽しみです。頑張ってください！ (2016年6月23日 20時) (レス) id: 92f7c40163 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - ついにエースとの再会ですね！！頂上戦争でエースがどうなるのか気になってます。個人的には殺してほしくないけど(泣)これからも更新待ってます！頑張ってください (2016年6月23日 9時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年5月20日 21時
