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廊下の再奥から現れたのは頭にカモメを乗せヤギを従えたおじさん

とてつのもない実力者な気配からして、きっとこの人が海軍元帥”仏のセンゴク”だろう

……見た目が色々気になるけど


セ「お前は何をやってるんだ!建物を破壊する気か!」

ガ「うるさいわ!黙っとれ!」


元帥にも気にせず嚙みつくところを見ると、おじいちゃんは中将という立場以上に海軍では権力があるのだろう


セ「お前が堕天使Aか?」

「こんなとこまで呼び出して、一体何やらせるつもりですか?」


青キジが連絡をしたのか、センゴクは私が本部に来る事が分かっていたようだ


セ「まぁ、中へ入れ。」


背中を向け奥へ進むセンゴクに青キジも続く


ガ「A、情報屋なんてもんやめて海兵になるんじゃ!」

「だからならないってば!」


しつこく言うおじいちゃんに並び私も後を追った


セ「ガープ!いい加減にしろ!」


部屋に入ってもなお、うるさくするおじいちゃんに遂にセンゴクが怒鳴った


口を閉じたおじいちゃんは不満気に顔を歪めて、ソファに座る

センゴクに促され私もおじいちゃんの隣に座った

私達の前のソファにはセンゴクと青キジが座る


セ「情報屋に海軍の任務を頼めないか検討していた事はお前も知ってただろ。」

ガ「それがAじゃったなら、わしは止めておったわ!Aは海兵になるんじゃ!」


私がどうこうの前に、うちのチームに仕事を頼めないか考えていたようだ

だから青キジはあの島にいたのかな?

ラフを追って……


「おじいちゃん、しつこい!センゴクさん、用件はなんですか?」


おじいちゃんに一瞥し、センゴクに向き直ると私に資料をわたしてきた


セ「お前が任務を受ける条件はクザンから聞いている。それは問題ない。お前には秘密裏でこれを調べて欲しい。」


資料をパラパラとめくる私の手が止まる


「なるほどね……これは政府の諜報機関使うわけにもいかないしねー。」


資料内容は、海軍支部の横領や不正の疑惑の数々が規模の大小合わせて十数個並んでいた


セ「我々が調べるにはそこに書いてある情報までで限界だ。不用意に仲間を疑う事はできん。」

「要は、どれが本当でどれがただの噂かあぶり出し、不正が行われてるところは具体的に関与している人物、内容を洗い出せと。」

青「さすが、理解はやいねAちゃん。」


淡々と言う私に、青キジは感心したように目を丸くしていた

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なち(プロフ) - 夏氷さん» マルコ口癖で分かりやすいですもんね笑コメントありがとうございます!頑張ります! (2016年6月24日 8時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - アキラさん» 私もこの時を待ってましたT^T頂上決戦かぁ……(遠い目)思い出すだけで泣けそうなんですよね。どうなりますかねT^T← 応援ありがとうございます^ ^ (2016年6月24日 8時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
夏氷(プロフ) - マルコ登場からすでにテンションが上がってしまいました!この先に展開が本当に楽しみです。頑張ってください! (2016年6月23日 20時) (レス) id: 92f7c40163 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - ついにエースとの再会ですね!!頂上戦争でエースがどうなるのか気になってます。個人的には殺してほしくないけど(泣)これからも更新待ってます!頑張ってください (2016年6月23日 9時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なち | 作成日時:2016年5月20日 21時

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