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ミ「そろそろ船戻るか？ラフも用事終わるだろ。」
散々島を観光した私たちは船に向かって歩き出す
「あーあ、お腹すいたのにな…」
ミ「これ、さっきのやつらの仲間か？」
足を止めた私達の周りにはガラの悪い男たち
仕返しに来たのか、人攫い集団にに囲まれていた
もうすぐ夕食の時間だからか、お腹がぐるぐるとなる
ミ「Aは本当に食い意地はってるよな。」
「えー、そうかな？」
囲まれても普段通りな私達の雰囲気が気に食わないのか、男たちはイライラとしていた
『よくもやってくれたな！くたばれ！』
さっきの倍以上いる人数が一斉に向かってきた
「ご飯早く食べたいから、槍出すよ。」
ミ「好きにしろ。」
「
手に槍を持った私はミカエルと再び背中合わせになり戦う
「ミカエル、伏せ！」
ミ「は？…おわっ！」
ミカエルが屈むのを確認しないで、槍で円を描くようにグルリと振り回す
周りにいた敵達は放射線状に吹っ飛んだ
ミ「てめぇ、A！殺す気かっ！」
勢いよく振り返ったミカエルは殴りかかりそうな勢いで怒鳴る
「死んでないじゃん。だいたいさっき私もミカエルに切られそうだったし。」
ミ「おれのはお前が避けたの見てやったけど、お前のおれが避けなきゃ一緒に切ってただろ！」
怒るミカエルの言葉に確かにと納得してしまう
「ごめん！」
手を顔の前に出し、軽く謝るとミカエルのおでこに青筋が走った
ミ「お前、後で覚えてろよ。」
「そんな怒ることないじゃん…ほら、後ろ。」
私に抗議するばかりのミカエルは、私の方を向いて怒鳴っているだけなので
近付いてくる敵を私が全て倒していた
ミカエルが再び刀を構えたためか、手応えのない敵達はあっという間に足元に転がった
「あーあ、お腹減ってるのに…。」
ミ「一生、腹空かせてろ！」
まだぶりぶり怒るミカエルに私はため息をつく
「それよりミカエル…敵かな？」
敵を倒しても歩き出すことなくその場にいた私は辺りを見回す
ミ「さぁな、どっちにしろかなりヤバイやつなのは間違いないな。」
静かにつぶやくミカエルと大きな木の方をジッと見つめる
姿は見えないけど、そこにいるのが分かるとてつもなく強い人
…敵か…否か
向こうから敵意は感じないけど、警戒しているのかミカエルがかなり殺気を出している
「どうする？」
まだ閉まっていない槍を私が握りしめると、ミカエルが私を背中に隠すように前に出た
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なち(プロフ) - 夏氷さん» マルコ口癖で分かりやすいですもんね笑コメントありがとうございます！頑張ります！ (2016年6月24日 8時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - アキラさん» 私もこの時を待ってましたT^T頂上決戦かぁ……(遠い目)思い出すだけで泣けそうなんですよね。どうなりますかねT^T← 応援ありがとうございます^ ^ (2016年6月24日 8時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
夏氷(プロフ) - マルコ登場からすでにテンションが上がってしまいました！この先に展開が本当に楽しみです。頑張ってください！ (2016年6月23日 20時) (レス) id: 92f7c40163 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - ついにエースとの再会ですね！！頂上戦争でエースがどうなるのか気になってます。個人的には殺してほしくないけど(泣)これからも更新待ってます！頑張ってください (2016年6月23日 9時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年5月20日 21時
