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男たちと軍曹が話し込んでいる隙に、私はアジトにある薬に火を点けた
軍曹が来る前に、あらかじめ建物には燃え移らないよう処理はしたので問題ない
『な？！燃えてるぞ？』
軍曹「何をやってる！早く消せ！！」
みんなで火を消そうと上着でバタバタしているが、それで火が消えるわけはない
その様子もしっかりと写真に収めた私は、ほとんど燃え尽きたのを確認してアジトを出た
あとは向かうのは取引の相手の所
薬が大佐たちに渡る前に船を沈めてしまえば良い
港に出て、マフィアの本拠地があるであろう南西の方に向かって飛ぶ
しばらくすると、1隻の船が見えてきた
商船を装っているけど、乗っている船員の雰囲気からして間違いないだろう
もう一度フードを深くかぶりなおした私は船に降り立った
『な！誰だ貴様！どこから来やがった！』
突然空から現れた私に声を上げる船員たち
予想通り、ボスや名の通った奴は船に乗っていない
「このまま帰るかここで潰されるか、どっちがいい？」
『ああ？何だテメェ！』
『ふざけてんのか？』
小さな船には数名の乗組員しかいないが、1人そこそこできる奴がいそうだ
「
「「「ぎゃああああ！！」」」
とりあえず、雑魚数名を船から放り出すように吹き飛ばす
『……何だ？昼寝の邪魔しやがって。』
叫び声が聞こえたからか、船室から細身の男が出てきた
手には長い鎖が着いた鎌を持っている
「
槍を手に持った私は、男と向き合う
負ける気はしないけど……
何だろう……
すごく嫌なオーラ
ギロリと私を睨んだ男は鎖をブンブンと回して鎌を私に向かって投げてきた
飛んで避けた私はそのまま男に突っ込む
槍を振り下ろすも、顔の前に真っ直ぐ構えた鎖で止められた
直後、背後から戻ってきた鎌を槍で払い距離を取る
『なかなかやるようだな。』
「それはこっちの台詞。」
男から強さは感じないのに、この特殊な武器に関してはかなりの使い手のようだ
再び投げて着た鎌を巧みに操る男は、左右にと激しく攻撃を仕掛けてくる
それを私は槍をぐるぐると振り回し弾いていった
鎌が来たところを下にはらい、そのまま男を斬り上げる
膝をつき男が崩れ倒れたのを確認した私は、船にあった薬を全て海に落とした
「さ、任務完了っと…！！」
船を離れようとした時、殺気を感じ避けるも右腕に痛みが走った
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なち(プロフ) - 夏氷さん» マルコ口癖で分かりやすいですもんね笑コメントありがとうございます！頑張ります！ (2016年6月24日 8時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - アキラさん» 私もこの時を待ってましたT^T頂上決戦かぁ……(遠い目)思い出すだけで泣けそうなんですよね。どうなりますかねT^T← 応援ありがとうございます^ ^ (2016年6月24日 8時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
夏氷(プロフ) - マルコ登場からすでにテンションが上がってしまいました！この先に展開が本当に楽しみです。頑張ってください！ (2016年6月23日 20時) (レス) id: 92f7c40163 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - ついにエースとの再会ですね！！頂上戦争でエースがどうなるのか気になってます。個人的には殺してほしくないけど(泣)これからも更新待ってます！頑張ってください (2016年6月23日 9時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年5月20日 21時
