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「そんな事言いに来たんじゃないでしょ？本当は何しに来たの？」
青「最近話題の堕天使ちゃんが若い頃のマリアさんにあまりにもそっくりだから、本人か確かめに来ただって。」
……本当、なのだろうか
青キジが悪い人には思えないけど、その言葉もとても信じられなくて私は警戒を緩めない
青「生い立ちが公にならなきゃ、賞金稼ぎで捕まえる理由もないし……顔見て挨拶でもして帰ろうと思ったんだ……けど……。」
「……けど？」
その先に嫌な予感がして、ゴクリと唾を飲み込む
青「お嬢ちゃんとんでもないのと一緒だからこのまま返せなくなっちゃったよ。」
こっちに視線を向けた青キジにゾクっとした私は、槍を手に取り距離を取った
青キジの言う"とんでもないの"とはおそらくラフのこと
という事は、ラフの裏稼業が情報屋だというのを青キジは知っているということだ
このままどうにかなったらマズイと思った私は、コピーしたラフの力でこの会話がとどくように通信する
ラ"A、どうした？"
直ぐに返答があり、ピアスからラフの声が届く
青キジに能力を使っているとバレるわけにはいかないので、ラフに返事は出来ない
「このまま！……私をどうする気？」
青「情報屋だなんて知ったからには、みすみす逃せないでしょ。」
ラ"相手は誰だ？"
察しの良いラフは私の"このまま"という一言だけで状況を把握してくれた
「いくら海軍大将青キジさんだとしても、簡単に捕まるわけにはいかないんだけど。」
青「まぁ、悪いようにはしねぇよ。……条件さえ飲んでくれれば…。」
「…条件？」
眉をひそめる私と同じように、ラフも息を潜めて聞いている
青「情報屋として海軍の依頼を受けてもらう。」
「……なっ！」
うちのチームは海賊・革命軍専門で政府、海軍からの依頼は受けていない
それは表立って行動はしてないが、私たち自信に反政府の思想があるから
私を始め、2人もかなりの政府嫌いだ
それをこの人は分かって言ってるのか、違うのか……
「もし……断ったら？」
青「うーん、政府が10年以上探し続けていたガブリエルちゃんと賞金稼ぎの堕天使ちゃんが同一人物だって口が滑っちゃうかもね。」
「なっ……。」
なんて卑怯なことを！
まるで脅しだ
青「まぁ、もちろん。このまま連れて行く気だけど。」
ゆっくりと立ち上がる青キジから私はジリジリと後ろに足を引いた
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なち(プロフ) - 夏氷さん» マルコ口癖で分かりやすいですもんね笑コメントありがとうございます！頑張ります！ (2016年6月24日 8時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - アキラさん» 私もこの時を待ってましたT^T頂上決戦かぁ……(遠い目)思い出すだけで泣けそうなんですよね。どうなりますかねT^T← 応援ありがとうございます^ ^ (2016年6月24日 8時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
夏氷(プロフ) - マルコ登場からすでにテンションが上がってしまいました！この先に展開が本当に楽しみです。頑張ってください！ (2016年6月23日 20時) (レス) id: 92f7c40163 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - ついにエースとの再会ですね！！頂上戦争でエースがどうなるのか気になってます。個人的には殺してほしくないけど(泣)これからも更新待ってます！頑張ってください (2016年6月23日 9時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年5月20日 21時
