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「新入り？」
エ「ああ、弱そうなチビだ。」
今日エースが来るのが遅かったのは、ダダンのところに新しく男の子が来たかららしい
弱そうなチビというエースの言い方からして、その子のことを気に入ってないんだろう
まぁ、なんにせよ私には関係のないことだけど
サ「んで、その弱ぇやつどうしたんだよ。」
エ「付いて来やがるから、谷底に落としてやった。」
ニヤリと笑うエースの顔を見てその子に同情した
この森の谷底に落とされて無事なわけがない
今回ので懲りれば付いて来なくなるだろうけど……
エースはもちろん、私たちもそう思っていた
だけど1週間後帰ってきたその子はその翌日もエースについて来たらしい
…なんてたくましいんだ
それからというものの、ルフィという男の子は川に落とされても、岩を落とされても、猛獣のいる道で撒かれても
毎日毎日懲りずにエースについて来るらしく
その執拗なしつこさに流石のエースもイライラしていた
エ「あいつ、マジでしつけぇ！」
サ「前に言ってたルフィってやつか？」
「まだ諦めてないなんて、なかなか根性あるじゃん。」
ルフィって子がエースを追いかけ始めてもう少しで3ヶ月になる
普通ならとうに諦めてるころだ
エ「ちげぇよ、あいつは何も考えてねぇアホなんだ。」
サ「何も考えてないねぇ、確かに普通なら諦めるわな。」
嫌そうに顔を歪めるエースの言葉に笑うサボ
私は少しそのルフィって子が気になっていた
「そのうち、ここまで来ちゃうかもよ？」
ニヤリと笑って言うと何言ってんだって感じでエースは呆れ顔で私を見る
エ「あんな弱ぇのにここまで来れるかよ。」
サ「エース容赦なさそうだしな。」
楽しそうに笑うサボとは違い、容赦ないエースを想像して私は苦笑い
よく頬をつねられるけど、エースは手加減というものを知らないから本当に痛いんだよな……
冗談を言って笑っていたこの数日後
本当にルフィが私達の前まで追って来るなんて
この時は誰1人想像も出来なかった
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なち(プロフ) - smileさん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2016年5月1日 18時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - ハル vollyballさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！私も早く成長した4人を書きたいです^ ^更新頑張ります！ (2016年5月1日 18時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2016年5月1日 10時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
ハル vollyball(プロフ) - とても面白くていっきに読んじゃいました！(^ ^)設定もよく考えられていて凄いなぁと思いました。四人が成長してからのストーリーも楽しみにしてます！更新、頑張って下さい！ (2016年5月1日 8時) (レス) id: 64076d9255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年4月25日 18時
