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サ「でも、三人共船長になりてぇってマズくねぇか？」
エ「思わぬ落とし穴だ。サボ、お前はてっきりウチの航海士かと。」
今さら気付いたという事に、笑みが出る
私は海賊貯金を始めた頃からどうするのかな？と思っていたよ
ル「お前ら、おれの船に乗れよ。」
「「断る」」
ルフィの誘いを一瞬で断る2人
ル「なんでだよ！A、Aはおれの船に乗るよな？」
「えー、ルフィの船は不安だなぁ。」
サ「よし、じゃあAおれの船に乗れ！」
エ「あ？Aはおれの船に乗るんだよ。」
何故か私の取り合いが始まった
「あははは！」
それがなんだか嬉しくて笑うと、3人は不思議そうにこっちを見ている
「きっとみんなと海に出たら誰の船に乗っても楽しいんだろうね！」
私の言葉にみんなもにこりと笑う
エ「よし、将来の事は、将来決めよう。」
サ「もしかしたら、4人バラバラの船出になるかもな！」
エースはいつの間に持ってきたのか、切り株にお酒と盃を並べた
エ「お前ら知ってるか？」
そう言いながら、エースは盃にお酒を注いでいく
エ「盃を交わすと"兄弟"になれるんだ。」
ル「兄弟〜？！ホントかよ！」
エ「海賊になる時、同じ船の仲間にはなれねぇかも知れねぇけど、おれ達四人の絆は"兄弟"として繋ぐ！
どこで何をやろうと、この絆は切れねぇ！」
エースの言葉に頬が緩む
私達はそれぞれ盃を手に取り、空に掲げた
エ「これでオレ達は今日から…」
カァン──
小気味のいい音を響かせて、４つの盃がぶつかった
エ「兄弟だ！！」
私にとって、血や家族よりもずっとこの盃で契りを交わした義兄弟の方が大切に思えた
それは多分、私だけではなくエース、サボ、そしてルフィも
それぞれに孤独を感じ、心に傷を負っているからこそ
日々を共にする兄弟が心から大切だった
この先何があっても兄弟の絆は永遠であり、ずっと繋がっいく
少なくとも私はそう信じている
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なち(プロフ) - smileさん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2016年5月1日 18時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - ハル vollyballさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！私も早く成長した4人を書きたいです^ ^更新頑張ります！ (2016年5月1日 18時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2016年5月1日 10時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
ハル vollyball(プロフ) - とても面白くていっきに読んじゃいました！(^ ^)設定もよく考えられていて凄いなぁと思いました。四人が成長してからのストーリーも楽しみにしてます！更新、頑張って下さい！ (2016年5月1日 8時) (レス) id: 64076d9255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年4月25日 18時
