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「ねぇ、それ変じゃない？」
エ「これだったらバレねぇ。」
肩車をしたエース、サボ、ルフィは長いマントを着て大人を装っている
高町にワニ皮を売るために来たのだけど、ブルージャム一味に目をつけられているから変装をしているのだ
私はと言うと、唯一持っていたワンピースを着ている
エ「女装…似合ってるぞ。」
意地悪い顔で笑うエース
「女装じゃねぇよ！！」
ル「ニシシシシ！」
いけない……思わず言葉が悪くなってしまった
サ「エースは素直じゃねぇな。A似合ってるぞ！な、ルフィ！」
ル「おう！」
「サボ〜、ルフィ〜、ありがとう〜！」
2人がいる辺りに向かって手を振ると、エースはフンっと顔を背けた
ふと顔を上げると見える、高い石の壁に囲まれた王族と貴族が暮らす高町
ゴミ一つない
要らないものを綺麗に排除した、この街の空気はあの土地を思い出してゴミ山よりも嫌だった
中心街の人達は高町を憧れるけど、私は行きたいなんて思わない
あそこは、モノじゃなくてヒトが腐ってる
「私は本屋行ってくるから、騒ぎ起こさないでよ。」
ワニ皮を売りに行った3人と別れて、私は本屋へ
昔から本が大好きで色々なことを知るのが好きだった
あの場所にいた時も、楽しみは母のトレーニングと読書だけだったな
一通りお目当の本をパラパラと眺め終わると店から出た
『食い逃げだぁ！誰か捕まえてくれ〜！』
背後から聞こえるおじさんの怒号に嫌な予感がする
サ「おお！A、ちょうど良かった！」
「うわぁ！」
サボの声が聞こえたと思ったら、体がグイッと前に引かれた
背後から風のように現れたサボに腕を掴まれ引かれているのだ
すぐ横にはルフィとエースもいる
「騒ぎ起こすなって言ったでしょ！」
ル「おかしいなぁ、宝払いしたのに。」
4人で走りながら文句を言うと、ルフィは訳のわからないことを言っている
「また、食い逃げ？！」
エ「あ、Aも食いたかったか？」
ル「ラーメン、美味かったなぁ〜。」
「ちげぇよ！！」
サ「あはは、お前ら可笑しいな！」
長いこと一緒にいるからエースとサボの口の悪さが移ったみたい
『サボ？！』
そんな時、すれ違いざまに聞こえたサボを呼ぶ声
『サボじゃないか！ 待ちなさい！お前、生きてたのか！家へ帰るんだ！』
振り返ると品の良さそうなおじさんがこっちを見て叫んでいた
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なち(プロフ) - smileさん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2016年5月1日 18時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - ハル vollyballさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！私も早く成長した4人を書きたいです^ ^更新頑張ります！ (2016年5月1日 18時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2016年5月1日 10時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
ハル vollyball(プロフ) - とても面白くていっきに読んじゃいました！(^ ^)設定もよく考えられていて凄いなぁと思いました。四人が成長してからのストーリーも楽しみにしてます！更新、頑張って下さい！ (2016年5月1日 8時) (レス) id: 64076d9255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年4月25日 18時
