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ル「フーシャ村には帰れねぇし…山賊は嫌いだし…！お前を追いかけなかったら、おれは一人になる…。…一人になるのは、痛ぇのより辛ェ！」
ふふ、エースの負けかもな
涙で目を真っ赤にさせる、真っ直ぐな心のルフィを見て私の頬が緩んだ
エ「…お前、親は？」
ル「じいちゃん以外いねぇ。」
エ「おれがいれば、辛くねぇのか…？おれがいねぇと、困るのか？」
エースの言葉に、ルフィは大きく頷く
エ「お前はおれに、生きてて欲しいのか…？」
ル「当たり前だ！」
エースは人より心のガード固いからなぁ
私が3年前、エースに同じような事を聞かれた時の事を思い出す
でもきっとルフィの真っ直ぐで純粋な言葉は届いたはず
エ「…そうか。…でもおれはお前みてぇな甘ったれ、嫌いだしな。」
素直になれないのはエースの方で、ため息をついてぶつぶつ言っている
ル「甘ったれてねぇよ！おれは強ぇんだ！」
エ「強い？どこが強いんだ、男のクセに泣いてんじゃねぇか！」
ル「トゲで殴られた事あんのかお前ェェ！おれは7歳だぞ！お前みたいに10歳になったら、絶対に泣かねぇしもっと強ぇ！」
エ「おれは7歳でも泣かねぇよ！ バーカ！一緒にすんなっ！」
ル「おれは誰よりも強くなるんだよ！すげぇ海賊になるって、シャンクスと約束したんだからな！」
エ「海賊！？ お前が？？」
いつの間にか何故か喧嘩をし始めた2人
怒鳴りあってるのに、不思議と仲の良い兄弟喧嘩に見えて微笑ましい
サ「なに笑ってんだ？A。」
「いや、ルフィの根気勝ちだなと思って。」
サ「あはは、そうだな。」
未だに睨み合う二人を私とサボは笑顔で見つめていた
サ「と、ところでよ、おれとAに一つ問題が出来た」
「うん、そうだね。大問題だ。」
いつまでたってもルフィとエースのバチバチは終わりそうにないので、口をはさんだサボ
意味が分かってないのか、こっちを見た2人は首を傾げている
サ「おれたちは今まで、このゴミ山に住んでたけど…今日をもっておれ達4人、完全に海賊達に命を狙われる事になりそうだろ…。」
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なち(プロフ) - smileさん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2016年5月1日 18時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - ハル vollyballさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！私も早く成長した4人を書きたいです^ ^更新頑張ります！ (2016年5月1日 18時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2016年5月1日 10時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
ハル vollyball(プロフ) - とても面白くていっきに読んじゃいました！(^ ^)設定もよく考えられていて凄いなぁと思いました。四人が成長してからのストーリーも楽しみにしてます！更新、頑張って下さい！ (2016年5月1日 8時) (レス) id: 64076d9255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年4月25日 18時
