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ル「うわぁぁあぁぁ、ごぉわぁがぁっだぁぁぁ。じ…ぬがどっ……おぼっだぁぁあ。」
夜の静かな森の中、ルフィの泣き声が木霊する
私達はポルシェーミをなんとか倒して、逃げ出す事に成功し
宝と一緒に置いてある救急セットで、一通りの手当ては終わった
4人とも怪我をしたけど一番ひどいのは散々殴られまくったルフィだ
サ「お前…悪ぃクセだぞエース！本物の海賊を相手に「逃げねぇ」なんて！何でお前は、そう死にたがりなんだよ！」
「本当だよ！もう少しで死ぬところだった！」
サ「お前もだぁ！A！なんで1人で先に乗り込んでんだよっ！！」
怒るサボの言葉にエースと2人チラッと目が合う
それだけでサボはうるさいなぁってお互いに思っていたのが伝わった
サ「…はァ、こんな事しちまって……。ブルージャムの一味は、もうおれ達を許さねぇぞ。この先追われる…！」
木に寄りかかり文句を言うサボの斜め上に座り、私は音量が下がる事なく泣き続けるルフィをぼんやりと眺めていた
ル「ふおおおぉ！ひっく…えぐ……うえ〜〜んドゥおお〜……ん。」
「うるせぇなっ、いつまで泣いてんだ！おれは弱虫も泣き虫も大っ嫌いなんだよ！」
エ「お。」
「ふふ。」
エースの言葉に、唇を噛み締めてピタッと泣き止やむルフィ
ル「…あ゛り゛がどう゛。」
ルフィは肩を震わせながら頭をさげる
ル「たす…助げでぐれで……ウゥ…。」
あんなに泣いていたんだから、簡単に止まるわけもなく、ルフィの目からは再び涙が溢れ出す
エ「てめぇ！」
サ「おいおいっ！礼言ってるだけだ。」
泣いてるルフィがよっぽど気に入らないのか、殴りかかりそうなエースをサボが押さえた
エ「だいたい…お前何で口を割らなかったんだ！？あいつらは女でも子供でも、平気で殺す奴らだ！」
そんな奴ら相手に逃げずに立ち向かった人がよく言うよ
怒鳴りながら矛盾する事を言うエースを見ていたら、笑ってしまいそうだ
ル「…喋ったら、もう友達になれねぇ…！」
エ「なれなくても、死ぬよりいいだろ！何でそんなに友達になりてぇんだよ…おれと！
お前、おれにどういう目に遭わされた？！とうとうここまで付いて来やがって！」
声を震わせるルフィにエースは容赦なく怒鳴りつける
ル「だって他に！頼りがいねぇ！！」
ルフィの叫び声にエースは目を見開き固まった
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なち(プロフ) - smileさん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2016年5月1日 18時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - ハル vollyballさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！私も早く成長した4人を書きたいです^ ^更新頑張ります！ (2016年5月1日 18時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2016年5月1日 10時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
ハル vollyball(プロフ) - とても面白くていっきに読んじゃいました！(^ ^)設定もよく考えられていて凄いなぁと思いました。四人が成長してからのストーリーも楽しみにしてます！更新、頑張って下さい！ (2016年5月1日 8時) (レス) id: 64076d9255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年4月25日 18時
