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ル「し…し…知らねぇ。」
ウソ下手かよ！
目を泳がし、口を尖らせて下手くそな口笛を吹きながら発したルフィの言葉は誰が聞いても嘘だと分かる
あんな分かりやすい人見たことない
ポ「くくっ、よしよし知らねぇなら仕方ねぇ…。思い出させてやるから、安心しろ！」
ル「何だ、おい！ 放せよ！どこ連れてくんだ！ 畜生ぉ！」
下品に笑うポルシェーミに捕まったまま、ルフィは連れて行かれてしまった
「ど、どうするの？」
流石にまずいんじゃないかと振り返ると、2人は既に木を登っていた
エ「急げ！こっちが先だ！」
「う、うん。」
エースの声に私も木を登り2人と一緒にお金を袋に詰める
サ「急げ急げっ！ポルシェーミ達がここへ来たら終わりだ！」
エ「早く宝を他所へ移すんだ。ルフィのヤツが、口を割るのも時間の問題だ！！」
「そうかな……言わない気がするけど。」
手は動かしているものの、真っ直ぐで素直なルフィの事が気掛かりでならない
エ「ここに来られたら、今回の盗品だけじゃなく、おれ達5年分の海賊貯金が全部奪られちまう。」
「でも……。」
エ「あいつなら平気だろ。すぐ口を割って解放されるさ。」
本当にそうだろうか……
3ヶ月諦めずにエースを追い、真っ直ぐに来るルフィを思い出すとそうは思えなかった
でも、このお金が私達にとってどれほど大切なのかも分かる
ルフィの事を嫌がってるんだもん、私が助けに行こうと言ってもエース達は向かわないだろう
違う場所に運ぶ途中、私は2人の元を離れて1人でルフィのところへ向かった
グレイターミナルに出ると、ゴミ山のおじさん達が遠巻きにポルシェーミの小屋を見ていた
『……あんな子供を…！町の保安官を呼ぼうか。』
『ムダだ、このゴミ山に法律は届かねェ…。それにあの男はブルージャムの一味だ…貴族に金を納めてる。』
『ゴミ山にいくつ死体が増えようはゴミはゴミってわけだ。』
おじさん達の言葉に嫌な予感がする
やっぱりルフィは喋ってなかったんだ！
『あ、坊主！どこ行くんだ！』
おじさんの制止も聞かずに、私は小屋へと飛び込んだ
「やめて！」
叫びながら入った私に中にいた人達の視線が集まった
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なち(プロフ) - smileさん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2016年5月1日 18時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - ハル vollyballさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！私も早く成長した4人を書きたいです^ ^更新頑張ります！ (2016年5月1日 18時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください♪ (2016年5月1日 10時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
ハル vollyball(プロフ) - とても面白くていっきに読んじゃいました！(^ ^)設定もよく考えられていて凄いなぁと思いました。四人が成長してからのストーリーも楽しみにしてます！更新、頑張って下さい！ (2016年5月1日 8時) (レス) id: 64076d9255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2016年4月25日 18時
