ジェットコースター ページ35
駐車場に車を停めると、またまたスタイリッシュに私を助手席から降ろしてくれた信五さん。
さすがの日曜日。ファミリーやカップルでごった返している。
紫「やっぱ混んでるな」
「そうですね」
そんな会話をしながら、入り口向かって歩き出した瞬間。
紫「…手…」
「え？」
信五さんの方を向くと、少しだけ恥ずかしそうにしながら、左手を差し出した。
紫「手、繋ぎたいねんけど。えぇ？」
「えっあっ！…はい…///」
紫「ありがとぉ」
そう言って包まれた、私の右手。
信五さんの手っておっきくて、あったかいんだなぁ…
なんか、お父さんみたい 笑
紫「お父さん？ 笑」
「え！？」
紫「心の声全部漏れてたで 笑」
マジかぁ…恥ずかしい…
「安心感が凄くて…」
紫「そうか！でかした！俺の手！」
「なんですかそれ 笑」
それから、話が尽きないまま列に並んでチケットを購入して、入場した。
"課長"と手を繋いでいるというのに、もう緊張しなくなっているのは、
やっぱり、信五さんの安心感のおかげだと思う。
紫「乗り物乗る？飯食べる？」
2人で敷地の地図が描かれた看板を覗き込む。
「フードコート充実してますね。でも、多分乗り物どれ乗るかによりますよね 笑 食べてから絶叫系とか乗ったら…」
紫「それこそ絶叫の大惨事やな 笑」
「ですよね 笑」
紫「ほな、一通り乗ってから飯にしよか」
「はい！」
はじめに訪れたのは…ジェットコースター。
さすがってレベルで並んでるけれど、全然苦にならないくらい、信五さんとお喋りしてる。
信五さんお喋り上手すぎ 笑
その調子のまま、ジェットコースターに乗ったもんだから、
紫「ちょっこれまだ上がるん！高いやん！見晴らし良すぎやん！でもそろそろ…
落ちるやーーーーん！！！！」
「ちょっと 笑笑笑」
スタート地点に戻ってきた頃には…
紫「はぁ…クオリティすげぇな」
「お腹痛い 笑笑」
紫「怖ないん？絶叫系強いん？」
「強さは至って普通ですけど…初めてですよ。笑い疲れたジェットコースター 笑笑」
紫「なんでやねん 笑」
そう言って私の頭を優しくはたいた信五さん。
こんなに楽しかったんだなぁ…デートって。
ーーーーーーーーーーー
更新が1ヶ月ぶりになってしまい申し訳ありません…汗
読んでくださった方本当にありがとうございます。
もう少しでヨコさん大倉氏の誕生日ですね！
お祝いの大量更新…出来るよう頑張ります！
2019/05/06
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なっち(プロフ) - 5050さん» コメントありがとうございます！！わぁぁそんな風に言っていただけるなんてなんたる幸せ…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡亀更新な上に駄文極まりないですが、楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(^^) (2019年6月13日 1時) (
レス) id: 31aefe47bb (このIDを非表示/違反報告)
5050(プロフ) - このお話すごく好きです！この先がとても気になります！大変かと思いますがお話楽しみに待っています！！ (2019年6月13日 0時) (レス) id: 10d3d11638 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - ささん» コメントありがとうございます！！！なんと嬉しきお言葉…（ ; ; ）駄文極まりないですが、これからもきゅんきゅんしていただけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2019年2月3日 22時) (レス) id: 2527585a5e (このIDを非表示/違反報告)
さ - なっちさんの小説読んでてきゅんきゅん止まんないです！大好きです！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっち | 作成日時：2018年9月27日 13時
