"村上課長"と"信五さん" ページ34
紫「ほな行こか」
「はい！」
運転席に乗り込んだ信五さんが車を発進させる。
紫「暑ない？大丈夫？」
運転しながら優しく訊いてくれる信五さん。
「大丈夫です。ありがとうございます」
返事をしながら、前を向く信五さんを眺める。
慣れた手つきでハンドルを切るその姿は、やはりかっこいい。男性って感じ。
紫「Aー…？」
「はっはい！？」
信号で停まったタイミングで、私の方を向いた信五さん。
紫「穴空いてまうで俺 笑 そないじっと見られたら 笑」
「えっ！？あっすみません…///」
紫「別にええんやけどさ。運転してるん見るんが好きなん？もしかして車好き？」
「いやっ…そこまででは… 笑 免許は持ってますけどたまにレンタカー借りるくらいですし 笑
でも、男性の運転する姿って、かっこいいですよね」
紫「そうなん？」
「女性結構好きだと思います」
紫「Aも？」
「そうですね…好きです」
あれ！？なんか私告白したみたいになっちゃってない！？なんか照れる！！！！恥ずかしい！！！
なんて後から思って、脳内あたふたでいると、
私の顔を見つめて優しくふっと笑ってから、
紫「へぇ…ええこと聞いた」
そう言って、前を向いて車を発進させた。
「そういえばしっ…信五さん」
紫「おーええね。Aから呼ばれる"信五さん"
…で、どうしたん？」
「これから連れて行っていただくところって、どんなところなんですか？」
紫「でっかいアミューズメントパークって感じやな。新しくできたらしいねん。ほんでそこな？敷地の中央にでっかいステージがあるらしいねん。
やから、アミューズメントパーク自体の雰囲気と、そのステージの規模とか音響とか見ときたいねん」
そう説明してくれた信五さんの横顔は、見慣れた"村上課長"だった。
紫「けど、それはあくまでも"ついで"な 笑 遊園地デート。しようや」
そう言って微笑んでこちらをちらりと見た"村上課長"は、"信五さん"だった。
なんか…ドキドキする。私。
紫「そろそろ着くでー」
それからしばらく、他愛もない話をしながら信五さんの運転姿を見ていると、目的地に到着するみたい。
"信五さん"と、遊園地デート。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 735人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なっち(プロフ) - 5050さん» コメントありがとうございます！！わぁぁそんな風に言っていただけるなんてなんたる幸せ…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡亀更新な上に駄文極まりないですが、楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(^^) (2019年6月13日 1時) (
レス) id: 31aefe47bb (このIDを非表示/違反報告)
5050(プロフ) - このお話すごく好きです！この先がとても気になります！大変かと思いますがお話楽しみに待っています！！ (2019年6月13日 0時) (レス) id: 10d3d11638 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - ささん» コメントありがとうございます！！！なんと嬉しきお言葉…（ ; ; ）駄文極まりないですが、これからもきゅんきゅんしていただけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2019年2月3日 22時) (レス) id: 2527585a5e (このIDを非表示/違反報告)
さ - なっちさんの小説読んでてきゅんきゅん止まんないです！大好きです！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なっち | 作成日時：2018年9月27日 13時
