当日 ページ21
紫「今日はいよいよ当日や。みんなが寝る間も惜しんで準備したものの出来が、今日で決まる。気合い入れていくで！！」
「「「はい！！！」」」
なんだか試合前のチームみたいだなと思っていると、課長がニヤッと笑った。
紫「…とまぁ、体育会系全開で言ったんやけど 笑 リラックスしていこーや。会場の裏方さん方に任せるもんは任せて、とにかく円滑に進める手伝い！！で…
今日終わったら、後日、打ち上げな？」
「「「うえーーーい！！」」」
皆のテンションが上がりに上がったところで、それぞれの仕事に戻る時間となった。
そして…イベントは幕を開けた。
それから、働いた。
働きまくった。
動きまくった。
だから…
「終わったーーーーー…疲れたぁ…」
控え室の長机に突っ伏す午後8時。
でも…楽しかったなぁ…
自分が企画に関わったもので、知らない大勢の人が楽しんでくれたという喜び。
疲れはその喜びに包まれて私を笑顔にした。
課長に待っててと言われたからとりあえずここにいるだけで、もう私たちがやらないといけない撤収作業は終わっていて、ほとんどの人はいない。
すると、突っ伏す頭の横に伏せておいたスマホが震えている。
手に取ると課長からの電話で、 慌てて応答をタップしてスマホを耳に当てる。
「お疲れ様です課長。どうかなされました？」
紫『おー宮永。お疲れさん。今どこおる？』
「今控え室です」
紫『そうか。ほな、着替えたら、噴水広場来てくれへん？』
「あっはい！わかりました！」
紫『ん、ほな後でな？慌てんでええから、準備出来たらLIMEしてくれるか？』
「はい！」
通話が切られてから、課長に言われたもののやっぱり少し慌てて更衣室へ移動し、
イベント中の、イベントTシャツにスキニージーンズという格好から着て来たパンツスーツに着替え、髪と化粧を整えた。
更衣室を出て課長にLIMEをいれると、課長がよく使う、大きなグッドの手のスタンプが送られて来た。
小走りで、イベント会場の噴水広場に行くと、
光に彩られた噴水の前に、スーツに着替えた課長が立ってた。
…なんだか妙に、ドキドキした。
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なっち(プロフ) - 5050さん» コメントありがとうございます！！わぁぁそんな風に言っていただけるなんてなんたる幸せ…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡亀更新な上に駄文極まりないですが、楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(^^) (2019年6月13日 1時) (
レス) id: 31aefe47bb (このIDを非表示/違反報告)
5050(プロフ) - このお話すごく好きです！この先がとても気になります！大変かと思いますがお話楽しみに待っています！！ (2019年6月13日 0時) (レス) id: 10d3d11638 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - ささん» コメントありがとうございます！！！なんと嬉しきお言葉…（ ; ; ）駄文極まりないですが、これからもきゅんきゅんしていただけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2019年2月3日 22時) (レス) id: 2527585a5e (このIDを非表示/違反報告)
さ - なっちさんの小説読んでてきゅんきゅん止まんないです！大好きです！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっち | 作成日時：2018年9月27日 13時
