気合じゃ気合い ページ3
それからというもの…
いくら数ヶ月の間月に2回くらいのペースで呑みに行けていても、私も課長も大倉も社会人。それがお決まりにはならない。
しかも、ありがたいことに全員忙しいから、
残念ながらあれ以来呑みに行けてはない。
でも、大倉とは一日置きくらいにLIMEがくるから、その度に他愛もない話をして、
課長はもとからLIMEを滅多に使わないらしいから、メッセージが来たりはしないけれど、
オフィスでよく話しかけてくれる。
だから、相変わらずよく話す人ツートップは大倉と課長だ。
そんなある日。イベント準備も大詰め差し掛かった頃。
朝起きた時から、なんだか体がだるい気がした。喉もなんだかイガイガとする。
でも、気にしなかったら大丈夫だろう。いやなんとかする。病は気からだ。と妙な体育会系癖が出て、滋養強壮ドリンクを飲んで出勤した。
それから3、4時間後…
「あー…これやばいかもな…」
お腹が痛くてお手洗いに駆け込んで、手を洗いながら鏡に映る自分を見て思わず呟いた。
心なしか頬が赤い。きっと熱があるんだろう。
もっと具合が悪くなる気がするから、測ってないけど。おでこに手を当てることすらしてない。
でも、これから課長と挨拶回りの続きで会社を出ないといけない。
「おしっ…気合じゃ気合い」
軽く両ほほを叩いて、トイレを出た。
企画課のフロアに戻ると、相変わらずのてんやわんや。
行き交う同僚たちの間を縫って自分のデスクに行き、外に出る準備をする。
すると、
紫「おーおったおった。そろそろ行くでー」
村上課長が荷物を持ってこちらに歩いて来た。
反射的に課長の方を向く。
「あっはいっ…分かりました。行きましょう」
具合が悪いなんて足を引っ張るだけだから、悟られないように努めて返事をすると、
課長は数秒私をじっと見つめた。
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なっち(プロフ) - 5050さん» コメントありがとうございます！！わぁぁそんな風に言っていただけるなんてなんたる幸せ…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡亀更新な上に駄文極まりないですが、楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(^^) (2019年6月13日 1時) (
レス) id: 31aefe47bb (このIDを非表示/違反報告)
5050(プロフ) - このお話すごく好きです！この先がとても気になります！大変かと思いますがお話楽しみに待っています！！ (2019年6月13日 0時) (レス) id: 10d3d11638 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - ささん» コメントありがとうございます！！！なんと嬉しきお言葉…（ ; ; ）駄文極まりないですが、これからもきゅんきゅんしていただけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2019年2月3日 22時) (レス) id: 2527585a5e (このIDを非表示/違反報告)
さ - なっちさんの小説読んでてきゅんきゅん止まんないです！大好きです！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっち | 作成日時：2018年9月27日 13時
