胸がいっぱい ページ17
「でも夕飯は？」
緑「帰りにラーメンでも食べるから 笑」
「そっか。ありがとうね」
緑「いえいえ」
それからしばらくして、私は”たっちょん特製魔法のおかゆ”を見事完食した。
「ごちそうさまでした！」
緑「お粗末様でした(^^)…食べれて良かったわ」
「本当に美味しかったから。どんどん食べれたよ」
テンションを少し上げたまま大倉にそう言うと、
大倉が、私をじっと見つめてから、右手の甲で口元を隠すようにして、少し目をそらした。
緑「っ…あ！これ洗うな？」
「あっ…えっ…ごめん…」
私の言葉を受けながらも、食器などを手にしてキッチンへ行ってしまった大倉。
…うぅ…申し訳ないけど、ここはお言葉に甘えるしかないのか…
「ありがとう。大倉」
キッチンの流しの前に立つ大倉を見つめて言うと、大倉も私の目を見つめ返した。
緑「…Aちゃん」
「はい？」
緑「お腹いっぱいんなった？」
「うん。おかげさまで」
緑「俺は胸がいっぱいやわ」
「え？なにそれ？ 笑」
大倉が少し困ったように、眉を下げて微笑んだ。
緑「ん？…何でもない」
それから、洗い物を終えた大倉は、
緑「俺のおかゆ食ぅたんやから、絶対治るで！」
「うん。ほんとありがとね」
緑「元気になったら、呑み行こな？」
「そだね。仕事落ち着いてからになっちゃうかもだけど、行こう」
緑「おん！ほなな？お邪魔しましたー。」
颯爽と、本当に颯爽と、帰って行った。
お腹いっぱいになった私は、眠くなってきたから、風邪薬を飲んで歯を磨いて、寝室に移動して、毛布にくるまった。
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なっち(プロフ) - 5050さん» コメントありがとうございます！！わぁぁそんな風に言っていただけるなんてなんたる幸せ…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡亀更新な上に駄文極まりないですが、楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(^^) (2019年6月13日 1時) (
レス) id: 31aefe47bb (このIDを非表示/違反報告)
5050(プロフ) - このお話すごく好きです！この先がとても気になります！大変かと思いますがお話楽しみに待っています！！ (2019年6月13日 0時) (レス) id: 10d3d11638 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - ささん» コメントありがとうございます！！！なんと嬉しきお言葉…（ ; ; ）駄文極まりないですが、これからもきゅんきゅんしていただけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2019年2月3日 22時) (レス) id: 2527585a5e (このIDを非表示/違反報告)
さ - なっちさんの小説読んでてきゅんきゅん止まんないです！大好きです！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっち | 作成日時：2018年9月27日 13時
