月9の観すぎ ページ2
課長と大倉と3人で呑んで、土日を休肝日として、迎えた月曜。
いつものように、同じ電車内にいるであろう大倉とLIMEでお喋りしながら会社に向かい、
企画課のドアを開ける。
「おはようございます」
田「おはようございます先輩」
「田中おはよ」
すると、
紫「おー宮永おはようさん。この前はありがとうな」
出勤してきた課長が歩いてきた。
「おはようございます！こちらこそごちそうさまでした」
紫「いやいや！めっちゃ楽しかったから 笑 また集まろぉや」
「はい！もちろんぜひ！」
私の返答を聞き終わるまでしっかりと私の目を見つめていた課長は、ニカッと八重歯を見せて笑い、私と田中を通り過ぎて自分のデスクに向かった。
田「課長と呑みに行ったんですか？」
「あぁ、うん。共通の友達がいて。その人と3人で」
田「へぇ〜〜！ますます深まりますねぇ〜」
「なにがよ 笑」
田「課長との仲ですよぉ！…あ、でもでもぉ…」
そこまで言って、いたずらっぽい笑顔を見せてから私の顔に近づいた。
田「課長とそのお友達でぇ…
先輩のこと取り合ってたりしてぇ〜！」
「月9の観すぎだ田中」
田「いや確かに月9めっちゃ好きですけどぉ！…結構私の勘って当たるんですよねぇ」
そう言いながら顔をデスクでパソコンを起動させる課長に向ける田中につられて私も課長の方を向く。
すると、視線に気づいたのかパッと顔を上げて少しの視線のさまよいの後に私を見つめた。
なんだか急に恥ずかしくなって、視線を逸らしてしまった。
田「なんか進展あったら教えてくださいね！」
「えっ…ちょっ…なにそ…」
田「お手洗い行ってきまーす」
また言い逃げかい田中…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 735人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なっち(プロフ) - 5050さん» コメントありがとうございます！！わぁぁそんな風に言っていただけるなんてなんたる幸せ…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡亀更新な上に駄文極まりないですが、楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(^^) (2019年6月13日 1時) (
レス) id: 31aefe47bb (このIDを非表示/違反報告)
5050(プロフ) - このお話すごく好きです！この先がとても気になります！大変かと思いますがお話楽しみに待っています！！ (2019年6月13日 0時) (レス) id: 10d3d11638 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - ささん» コメントありがとうございます！！！なんと嬉しきお言葉…（ ; ; ）駄文極まりないですが、これからもきゅんきゅんしていただけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2019年2月3日 22時) (レス) id: 2527585a5e (このIDを非表示/違反報告)
さ - なっちさんの小説読んでてきゅんきゅん止まんないです！大好きです！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なっち | 作成日時：2018年9月27日 13時
